2009年3月30日月曜日

雪による造形 その2




雪道を散歩していて、なんとなく道祖神を・・・これはただの切り株に雪が積もっただけ。夏秋なら周囲と同じ色をしたただの切り株は見過ごしてしまうであろう。しかし足元の雑草が白い雪に包まれ、切り株だけが突っ立っている。周りを消すことにより、切り株を目立たすことになった。そして切り株の切り口に雪が積もった。
自然がデザインをしたと感じた。周りを白一色にすることによって、この切り株だけ主張することに成功した。周りが同じ色をしていれば埋もれてしまう。デザインをしていて、あれもこれもてんこ盛りにしたデザインは失敗する。コンセプトさえしっかりしていれば、それをどう表現するかにかかる。自然の雪は見事に「これが切り株だ!」を言い表している。自然のほうが生半可なデザイナーより優秀なのだ!(自然には人間は勝てっこないか?)
そして、切り口に積雪、その形は道祖神に地元の人が寒かろうと帽子をかぶらせている。その形になって、白い雪の中から切り株だけが目に付き、切り口に積もった雪が、まるで道祖神のような・・・切り株に意味がついた。
ひょっとしたら、このような景色をいつも見られ、道祖神の形が出来たのかも・・・
いやーほんま!自然に教えられることばかりでんな!