2009年9月10日木曜日

伝えるではなく、伝わるを目指す

先日、新幹線 京都駅の本売場で見つけ購入したのがこれ。

情報化社会=伝えたいことがあふれている。だからなかなか伝わらない。

色々な媒体を使って情報発信している。
高齢化社会では「脳内能力」が低下してきている。

サラリーマン時代 質問すると、若い部下が管理人に向かって「前も言いましたけど」と言って怒っている。

そんな時「相手が覚えてくれるように伝えたか」と言って切り返す。

若い人の情報量が10とすれば、その直属の上司課長には100の、その上の上司には1000の情報が毎日入っては出て行く、それを瞬時に判断している。

「大切なこと」以外は、覚えていない。(覚えられまっかいな!、大切なことでも覚えられないこともあるのに・・・)

言っただけでは、相手には伝えられない。
それをどう伝えるかの工夫がいる。

昔々、部長昇進試験の一つにレポートがあった。任用面接のとき、担当重役が「君のレポート絵が入ってわかり易かったな」と。

デザイナーは絵と色や! 感覚に訴え覚えさせる。
伝えるが 伝わるになる。
数値より、グラフです。文字数より「絵」です。

初代JIDA(インダストリアルデザイナー協会)理事長、現GKデザイン機構会長の栄久庵憲司が昔書いた本の中にこんな文面があった。

幕の内弁当を人に伝えるのに、文章で伝えるには「400字詰め原稿用紙40枚必要」だが、絵を添えると少しの文字で済む。下図参照管理人作

デザイナーの強み「絵が描ける」「絵で説明できる」「絵で考えられる」などなど、少し絵が描けたら「スゴーク良いこと」が増える。

だから、学生に描けと言っている。「どうすればいいのか」
暇なら、目の前にあるものを「描く」それだけ、上手い下手は「描いた数」で決まる。

漫画学科のある、京都のS大学に所用でいったとき、電車の中で視線を感じた、学生が管理人を描いている、本を読むふりをしながら、こちらも観察していた。彼は伸びる!楽しみだ! ガンバリナハレヤ!