2010年3月16日火曜日

飲食業は「味」「人」「価格」「デザイン」「立地」

旧大宇陀町の中心部松山町にスケッチに。「まっちゃま町(地元の人はそう呼ぶらしい)」は古来より交通の要衝として栄えてきた。

南北に通じる街道に面した町家は、南側を店の間、北側を座敷とつながり、その間にふさわしい格子が表情を作っている。

町に入って少し歩くと、ひげを生やしたお兄さん(40代?)が「3月5日にオープンしました・・・」飲食店の手作りチラシを。

あいにくの小雨模様で、ゆっくり見物も、スケッチもすることができなかった。(管理人は見習い修行中で口は早いが、手は遅い)先輩はサッサと仕上げていた。

昼ごはんは、そのひげのお兄さんの店に。人に惹かれた。店内に入ると、なかなか手作り感が良いイメージを出している。また素敵な絵も、小物も置いてある。

洗面スペースが、調理人兼オーナーの奥様の手作りだとか? 店舗設計の仲間と、単純・シンプル・素材を生かしてよく出来ていると感心した。

素人でも少し知恵を出すとここまで出来る。玄人の知恵はもっともっと極めなアキマセンナ! と皆が考えさせられた。

さて、昼食。店の一押しは「大和牛 丼(やまとうし どんぶり)」。

管理人は商品開発を長くしてきたが、商品開発は、①に機能・性能、②に価格、③④が無くて、⑤にデザイン。と言ってきた工業デザイナー。

それを飲食業に当てはめると、①に味、②に人、③に価格、④⑤が無くて、⑥に店舗デザイン、⑦に立地。なんて言ったら友人の設計者に怒られるかな?

このお店の一押しメニュー「大和牛 丼(やまとうし どんぶり)」。
期待感は、吉野家の牛丼を上回る・・・しかし、チョット??だった。

「うまみと滋味に満ちた大宇陀特産の、大和牛や玉ねぎ、こんにゃく、吉野葛、醤油などをじっくり煮込んだ特性・・・」と講釈を受けた後だったのでイメージが膨らみ過ぎたのかも。肉が前面に出ていない丼だった。

「まっちゃま町 丼(大和牛と地元食材で・・・)」と言うほうが、別の期待になり、この丼のネーミングには合うかも?

このお店は、「人」「価格」「デザイン」「立地」のほとんどは兼ね備えているが、「味」のイメージだけが・・・頑張ってください。

オープン当初は、友人・知人・・・がヨイショしてくれるが、他人は冷静に見るからね(ゴメン)、大切なのは地元に好かれる店になることですな。 
好き勝手で、わがままな旅行者のオッサンより。