2009年4月30日木曜日

景観デザイン3悪 電柱・電線、高架道路、歩道橋

所用で、京都祇園に行った、昼間でも観光客は多いね!車も多いけど。
でも、何となくいい景色。


電線、電柱がない。電線の地中化は景観に偉大な効力を発揮する。3月末に行った、奈良井宿も電線地中化している。そらそやはな!電線のない時代やもんな!これで車を入れなかったら完璧やね!



しかし少し筋を外れるとそこには電線と電柱が・・・これが京都か?まるで電力会社の電気工事研修センターみたいに無数の電力線・情報線が

デザインのイロハだけど「汚いものを隠す・みせなくする」ことが、美しくするコツ!町並みで景観を悪くしているのは、電柱と電線!

電柱や電線に細々した色々なものが付いて景色のノイズとなっている。そしてなんとなく垂れ下がった姿が景色を疲れさせている。

都市部に行けば、高架道路、歩道橋が景観をつぶしている。
高架道路はなぜ下の面のデザインを重要視しないのかね?生活者のほとんどは高架道路の下の面を見て暮らしている。昔の電化製品の裏を見ているみたい。


高架道路が街にあることが景観を壊しているが、せめて下の面を綺麗にして欲しい。管理人が生まれ育った天満橋、最近綺麗になりつつありますが、天満橋の二重橋の下はこんなんでっせ!チートはまし、でももっとやりようあるんちゃいまっか?人生も、社会も裏を馬鹿にするとあきまへんな!


梅田に出たとき、いつも歩道橋を見ながら、これが梅田の景色を悪くしているよな!と思っている。なければ不便かな?・・・

マスコミの方々が困りはんな!あそこでいつも通る人にインタビューしたはるもんな!

2009年4月24日金曜日

足元のデザイン(ボラードとタイルの関係考えなあかん!)

街を歩いていて、ボラード(車止め)の足元が気になった。そうしてよくよく見てみると、丸い筒のボラードがほとんどだから、歩道のタイルを丸く切って、ボラードに合わせるのが職人の仕事であり、設計者もそうなるものだと思っている。





でも、現状の街は違う!こんなんでええんでっか?全てとは言いませんが、4割程度が足元をキッチリ処理していない。上の写真のようなものが多い。

職人の怠慢か?設計者の管理ミスか?設計者がもっと現場を見て意見をいわなあきまへんな!こんなんやから大阪はオリンピック招致に失敗したんや!?(勝手な推測です)設計者が職人を育てるし、しっかりした職人が設計者を育てる。

簡単にタイルを丸く切る工具を開発すれば・・・ビジネスになるかも?ボラードの足元のデザインを考えて、もっと施工しやすくすればいいのかも?

デザインは、ディティールを失敗したらあかん!
デザインの良し悪しの第一義は、もちろん世の中に役立つコンセプト。しかし、高尚なコンセプトでも、デザイン(色・形)のディティールを失敗すると「チンドンヤ(人目につきすぎる)」と思っている。

高尚なコンセプトと、デザインディティールへの細心の配慮で、「ウーンとうなるデザインになる」と信じて疑わない管理人。そうちゃいまっか、デザイナーの皆ハン!



上の写真が正しい処理されてます。

2009年4月21日火曜日

買い物の取っ手、進歩してマンナ!

スーパーでちょっと大き目の箱を買った。そしてレジで持ち運び用の取っ手を付けてくれた。

過去の経験から、プラスチックのなぜか緑色の、幅が5~6ミリ位の、ちょっと重いものだと指が痛くなる取っ手

「レジのお嬢さん申し訳ないが指が痛くなるので取っ手を2個にして!」といつも言っていた気がする。




そんな目で、取っ手を見ていると「なんと進歩している」幅広になっていて、左右割の金型構造から、上下割の設計になっている。



これは素晴らしい、そんな話を知人にすると、ずいぶん前からこの幅広の取っ手になっていると言われた。アー世間知らずのアラカン?

でも、先日 日本一長ーい商店街で、大きい重たいものを買ったら、取っ手を付けてくれた。そしたら指が痛くなる奴だった「お姉さん悪い、指が痛くなるから2個付けて」とお願いした。(地球環境を考えず2個も使ってしまった)

全国の販売店の皆さん!取っ手は幅広の指に優しいものを選らばなあきまへんで!それが地球環境にも優しく、経費の無駄を減らすのに役立ちまっせ!

2009年4月17日金曜日

大阪造幣局の通り抜け

造幣局の通り抜けに久しぶりに行ってきた。前日に友人が通り抜けに行くといっていたので、昔懐かしくなぜか行きたくなって、天満橋近辺での用事を早く済ませた管理人は、人ごみ覚悟で単身通り抜けに向かった。16時45分入り口に到着。思っていたより人は少ない、これからどんどん増えてくるのだろうな!


八重桜が有名だが、これは「数珠掛桜」新潟県の桜で親鸞上人が桜の枝に数珠をかけたと言う故事によりこの名が付けられたと言われている。花は淡紅色、菊咲きで花弁数は200枚前後。イヤー一言に桜といっても色々ありまんなー!まるで「菊」や!

自然の世界で美しいものが数え切れないほどあるのだから、商品のデザインでも、美しいものが数え切れないほど世界に充満させなあきまへんな!


帰路は、川べりの屋台を見ながら。知らない食品ものが増えました。きゅうりの一本付け、中華饅頭、バナナチョコ・・・。以前屋台の飲み屋に入って値段が一流には驚きました。今は良心的かな??


感心したのは、屋台のあっちこっちにある、ゴミ箱。昔はこんなものはなかった。またこのゴミ箱でデザインがあっさりしていていいじゃないですか?催し会場などでわざとゴミ箱らしくさせすぎて、変なデザインになっているのをよく目にする。でも、この協会のゴミ箱はGOOD!ゴミ箱に感心して、今日はまっすぐ帰りました。

2009年4月15日水曜日

「インサイト」送風穴 丸のデザインに感激





インサイトのエアコンディショナーの送風穴に感激!ホントよく出来ている!

本田の販売店に行ってきた。今評判の「インサイト」を見に、トヨタ「プリウス」との戦いも面白い。お互いがんばっていい商品を開発し、日本経済、世界経済を牽引して欲しい。

「インサイト」のエアコンディショナーの送風穴は「丸のデザイン」だった。ひと目で閉じている。風が横に出る、風が上に出ることが判る!素晴らしいデザインだ!もちろん360度回せる。風をすべての方向に向けることが出来る。これこそデザインの理想やね!言い過ぎか?

せっかく風が出るなら、360度どこにも向けられるのが理想だよね!でも、なかなかこういうことが出来ていない。コストを下げる努力の中で、考えられたものだと思う。送風穴はすべて同じもの共用化してコストダウンを図っている。インサイトのデザイナーに拍手パチパチ!

販売ではプリウスが巻き返しを図ってきている、発売前に4万台の受注があるとか・・・「インサイト」もガンバッテヤ!ついでに「プリウス」もガンバッテヤ!

2009年4月14日火曜日

天満橋の夕日 (なぜ人は夕日に感激するの?)




このブログの管理人は、天満橋に生まれ天満橋で育った、子供の頃、現在の京阪天満橋駅の地上は大阪市営バスの車庫だった。そして京阪電車は天満橋が終点だった。今のOMMビルの位置に地上駅で、その上に阪急百貨店があった。(歳がばれる)

市電も天満橋が終点で、大阪港まで走っていた。市電に乗って天保山(日本一低い山で有名)に行き、はぜ釣りをしていたのを思い出す。

だから、天満橋界隈でよく飲む、結構おいしい色々な店がある。この日生まれ育った家の近くに呑みに行くために天満橋を渡っていた。

橋の上で、中之島方向の夕日に感激しシャッターを数枚(人を待たせているのに)。人間はなぜ夕日や朝日に感激するのか?

地球上に人が生活するようになって、何万年も、何十万年も朝太陽が昇り、夕方太陽が沈む。太陽が昇ると起きて「さあー今日一日・・・」と思い、太陽が沈むとき「闇の恐怖と、一日後苦労さん・・・」と言う生体リズムがある。

その生体リズムと、あかりは深く関係している。オレンジ色のあかり(電球色のあかり)は人間の休息の前後で、落ち着くし、青白い色のあかり(一般の蛍光灯のあかり)は日中の「働くで!」の色である。自宅の照明の色はオレンジ色のあかり(電球色のあかり)にすることを、お奨めする。ホンマ!落ち着きまっせ!だまされたおもて。

だから現代では、夕日を見ると (怖い闇もあることにはあるが・・・)、一日ご苦労さんという気持ちがほとんどとなり、心が和み、なんとなく気持ちがいいし、そして「のん兵衛」には「これから呑むぞ!」と元気を与えてくれる。次回はまじめに「生体リズムとあかり」をカタラナアキマヘンデ!ソンナン専門家ハンタノンマスワ!

2009年4月11日土曜日

田んぼから、日本人のデザイン感覚??




朝、堤防の上を散歩していて驚いた、田んぼになにやらデザインが、何かをバランスよく蒔かれている。何が蒔かれているのか見るために、田んぼに降りていった。そのものが何かかは???わからなかった。

でも、堤防から見て、全体に満遍なく蒔くために、努力された気持ちを感じる、写真を見て!! 本当に機械で蒔いたようにまんべんなく蒔かれているではないですか、でも決して機械で蒔かれたものではない。人間が、一つ一つ投げたものだと・・・

日本人の勤勉さ、満遍なく蒔く思いが、この田んぼには出ている。これが日本人のデザイン感覚だ!と思った。このお百姓さん商品を購入している(都市近郊だから半農でお金持ちかも)。これだけキッチリしている人だ! プロダクトの製品に対するご意見もしっかりお持ちと考える。この方の血液型はA型ではないかと推測してしまった。

日本人のこの几帳面さが、日本のデザインを向上させてきた。使い勝手など悪かったらそのメーカーの製品は二度と手にとってくれない。

田んぼや畑を見ると、日本人はキッチリしているよな!とB型の管理人はいつも感心している。デザインも手を抜かずにキッチリやりましょう!

日本人の血液型は凡そ、A型が4割、O型が3割、B型が2割、AB型が1割と言われている。日本の製品の品質やデザインを良くしたのは、このキッチリとしたA型の人たちかな?
でも、クリエーターはB型が多いとか??B型のクリエーターの皆さん、がんばりまひょな!

2009年4月9日木曜日

監視カメラ(防犯カメラ)のデザインに一言




京阪中之島新線の駅の監視カメラを見て思った。せっかく著名な建築家が入って、中之島新線駅をデザインしたのに、あっちこっちにある監視(防犯)カメラが目をむいている。

これだけすべてのものが小型化の技術がすすんでいるのに、このカメラでええんかいな?建築家の方も「シブシブ」ガマンされたのとちゃいまっか?

建築家の先生方は、空間をデザインするのであって、照明器具は必要なく、光が欲しい。防犯対策は必要であるが、カメラは必要ではない。と思ったはりまっせ!

カメラメーカーさん、もっと小型化して、目立たないようにしていただけると建築家の先生方が「バンバン」使いはり、防犯に役立、犯罪は減るし、不況もぶっ飛ぶかも!
大阪の引ったくり件数全国No.1 最悪やどないかせなあかん!

いずれにしてもこれからの社会には監視(防犯)カメラはもう必需品になってるもんね!小型のついでに、画像の鮮明さもヨロシク!せっかく防犯カメラが有っても、画像が鮮明でないために京都舞鶴の事件も長引きましたわな!

2009年4月6日月曜日

頭上のデザイン ご用心!





バス停でバスを待っていたら、ふと前の電柱が目に入った。なんと重たそうなものが電柱についているのか?いったい何キロあるのだろう? 20キログラム~50キログラム???
もし落ちてきたら・・・

なぜこんな重たそうなものを電柱につけるのか、そして人の頭上に、地球上には引力と言うものがあって、上にあるものは必ず落ちる、誰でも知ってまっせ!

よく、思いもよらないものが、落ちてきて人が怪我をした、命を落としたなど事故がある、いくら点検しているとしても、もっと何とかならんのかと思った。また造形自体がすごく重そうな形してまんな!

用途目的はわからないが?出来ることのなら、地上に置いて欲しいもんや! 地上に置いたら、絶対落ちないもん!

景観地区や、新しい住宅地などでは、電線の地中化がすすんでいるのに、タノンマッセ関西電力はん!

世の中の景観を悪くしているのは、電線・電柱と歩道橋、高架の高速道路・・・特に河川の上を横切る道路は景観を悪くしている。もしなければ中之島はベニスやんか!言い過ぎか。

2009年4月4日土曜日

ペットボトル茶 伊右衛門の景品に感激




ある会合で、伊右衛門の濃茶がでた、係りの方がコンビニで購入されてきたらしく各自に伊右衛門の景品もついていた。

コレナニ?からはじまって、よく150円のお茶にこの景品つけるよね!携帯電話のケースかな?

でもデザインが良くできている!
景品の袋に書いてある。
「かさねいろ 豆巾着」全八色。【かさねいろ】衣服の色彩美からはじまった配色。四季の情景(植物など)をモチーフとして、色をかさねることであらわしました。「季」に対する、繊細な美的感覚がうかがえます。

お見事!サントリーさん、明日もコンビにへ伊右衛門 買いに行きまっせ!八色全部集めよかな。

2009年4月2日木曜日

ドリップ式コーヒー 50円対20円のデザイン




サラリーマン時代は、社内にある自動販売機の100円のコーヒーを1日2~4杯飲んでいた。退職後、事務所では、ドリップ式のコーヒーをいれている。

当初コンビニで10杯分498円のドリップ式コーヒーを買った。安い、おいしいコーヒーが一杯50円で飲めると感激した。

妻と大手スーパーに買い物に行ったついでに、コーヒー売り場をのぞくと、なんとPB商品で、20杯分がたった398円で有るではないか?

飲み比べてみた、50円のほうは8グラム入っている、20円のほうは7グラムである。でも味は正直甲乙つけがたい。でもなんとなく50円のほうがおいしいかな?と言った感じ。日常は20円にして(セコー!)自分をほめたいときに50円にする???

でも、デザインを見てください、見た目が立派ですよ!さすが50円ですと言ったデザインが出来ている。お客さんが来たとき、20円の袋を裂いているのは見せられないが、50円は見られてもOK!

やっぱり、50円のデザインはおいしそうに見せている。金と、赤と黒の配色が高級感を出している。事務所では両方買い置きして、気分に合わせて使い分けている。

20円のコーヒーさんへ。50円の良いところをまねをしたら、20円の世界では勝てまっせ!

2009年4月1日水曜日

警察署からの電話 (威厳と制服のデザイン)

先日、警察署から電話があった「○○警察です、お嬢さんの盗まれた自転車が見つかりました。お嬢さんの連絡先教えてください」

今の時代に、○○警察の無神経さに唖然!「こちらから連絡を入れますのでそちらの電話番号を教えてください」と返事。

こちらから電話入れると「○○警察です」と出てこられたが、これでもまだ信用できない。振り込め詐欺で警察を名乗る奴が急増しているから・・・イヤー大変な時代でんな!

約2年前に娘の自転車が盗まれた、盗難シールははがされていたが、自転車にも車体番号が刻印されている。たまたま警察署が窃盗犯を捕まえた、彼の持ち物を調べていると、自転車も盗難車(娘の自転車)だった。

結局、警察署に出向き、調書(電話で言った、自転車が無くなった時の状況を警察で作成してくれている)にサインをし、自転車を引き取り戻った。でも次の自転車は購入してある。不用な自転車は購入した自転車店が無料で引き取ってくれた。

警察の方のご苦労がわかる。自転車が出てきたので持ち主に連絡をしても、まず本物の警察として対応してくれない。警察の名を語る詐欺犯はもちろん許せないが・・・

制服のデザインに問題があるのではと思う!
街を走っていると、ガードマンか警察官か区別がつかない。昔は警察官らしい制服だった、ガードマンの職業が出来てその制服が立派になりすぎたのと、警察の制服が機動性からかカジュアルになりすぎたのでは?

警察官の制服はもっと威厳のあるものに工夫すべきだと思う!
それより、警察を語る悪い奴をハヨー、ツカマエナアキマヘンナ!