2009年6月7日日曜日

数の力「美」

今朝キッチンに、山椒がボールに入れてあった。女房が塩こぶを作るための準備らしい。美しいと思いシャッターを切った。

先日、韓国のデザインに学ぶ 数の力「美」を投稿後、過去におなじものが集まると美しいと思って、シャッターを切ったことを思い出した。少し分析してみたい。

以下、過去の写真オンパレード!






単独ではさほど美しくないものが、なぜ、集まると、美しいと思うのか?

少し異なる形や色も、集まるとそれぞれに集団として主張がある。秋だ、春だ、祈りだ、美味しいぞ・・・それは人間の生活慣習から来ている?

我々は紅葉を見ると秋と感じる、緑は春や夏、おみくじ・しゃもじ・絵馬は祈り・・・これは全て生活慣習から来ている。だから世界では異なることが多い。

我々は美に関して、慣習から来ている要素が強い。まったく世の中に始めて登場するときは「これが美しい」と言い切れば良いのかな?

それが歴史的に発達し、承認され「慣習の美」になる。始めて自動車が走ったとき人は異常と思った。

人は始めてみるものは異常と思い、好きになれない。しかし見慣れると、徐々に許せるようになる。そして好きになって行く。

おなじものが集まるとなんとなく安心感があり美しいと思うのか? でも動物が集団化すると怖いでんな!