「遠慮のかたまり」の仕事

関西では　宴席などの　大皿料理で

最後　ひとつ残ったものを

「遠慮のかたまり」と呼ぶ

こんな感じ

２０代前半　滋賀県　彦根工場勤務に

転勤早々　工場長主催の　会合があり

夜の席は　てっちりだった

年齢層の　高い方の集まりで

大盛りの　てっさが　なかなか減らない

遠慮なく　パクパク　いただいた

そして　最後　少し残っていたのを

「遠慮のかたまり」　いただきますと

それを見ていた　工場長は

「オイ！　てっさ君　ウマイか？」

もう一皿　追加注文まで　していただいた

以降　「オイ！　てっさ君　今晩ドウや？」

大変　かわいがって　くださった

仕事でも　誰も　手を付けない

「遠慮のかたまり」が　案外多い

それを　いただきますと

グイグイ前へ

経験では　良い結果に

なることが　多かった

人が　躊躇している

「遠慮のかたまり」の仕事　

平らげるのは　楽しいデッセ！

食べ物は　ソロソロ遠慮して

食べるな　飲むな　吸うな・・・

齢相応の指導が？

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