11月24日の日経新聞に「ヘビ怖がるのは本能?」の記事が掲載され
読まれた方もおられると思う。 持論が裏づけされていてうれしかった。

管理人の持論「慣習の美」。
嫌いなものを見つけるのは速い。
しかしすぐ目をそらすか、その場から逃げる。 見つめる時間は少ない。
逆に、好きなものは、長時間ズーット見つめることが出来る。
そして益々好きになる。 (下図、講演のとき使っている資料)

商品のデザインでも、嫌いなものを見つけるのは速い。
山口真美著「センスのいい脳」新潮新書によると

「人間の顔は見分けられるが、サルの顔は見分けられない」
人間の顔は365日毎日見て、細部の差で「好き嫌い」が判断出来る。
サルの顔はめったに見ないから、出来ない。
商品デザインでも、見慣れたものほど、好き嫌いの判断が出来る。
見慣れない物ほど嫌いなものが多い。
すなわち「慣習の美」である。
見慣れたオーソドックスなデザインから、細部のミスをなくしていけば素晴らしいものができることがある。
ヘビを怖がるよりも、見慣れない、奇を衒うデザインを怖がりたい。
自分では「ナカナカ」デキマヘンけど。
チョッと偉そうなことを、ご勘弁を。
でも、ご支援の、クリックだけはヨロシク!