2010年12月16日木曜日

デザインの基本「わるいをなくす」「わるいをかくす」

数年前、友人のオフィス改造に携わった。
友人の要望は「汚いのを、綺麗にしたい」。 モチロン金をかけずに。
(大阪人はこれデッセ! 人に頼むが金はださん! これが商売の基本)

手法
1.いらないものを、捨てるか、片付ける。
2.見せるところと、見せないところを分ける。

エレクター(金属棒で出来た組み立て式収納棚)のまがい物に、一番安いパーティションをくくりつけて(パーティションは自立させるのに金がかかる)部屋を事務所と倉庫に分けた。

汚いものをエレクターに収納する、エレクターは、パーティションの支えにもなった。 一石二鳥で片付いた。

「悪いもの捨て」「悪いものをパーティションで隠した」 
すなわち
デザインの基本 「わるいをなくす」 「わるいをかくす」 です。

女性のお化粧の基本でもあります。 シミ・そばかすをファンデーションで見えなくする。すなわち「わるいをかくす」。
「わるいをなくす」は「プチ整形」などですな。

ウメチカ(大阪駅近辺の梅田地下街)を歩いていても、天井の汚いものを、ルーバーでうまいこと「わるいをかくす」。手法使ってますな。


真下から覗くと、配管やらが、煩雑に見えます。


でも、新しく改装した天井。これは、やり過ぎちゃいますか?


梅田の天井見て歩いても楽しいデッセ! 人にぶつからんように。

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