この ロゴを 見るたび
印刷物の 版のズレ事件を 思い出す
新人時代 カタログ制作部門にいた
初めて任された 大役が
住宅照明の 総合カタログ
約２００万部 印刷し
全国に 一斉配布する
当時の オフセット印刷は
各色に 版をセットし 一気に印刷する
下図は ４色機の例
その 初刷りが 夜遅く届いた
ウン十部 抜き取りである
OKすれば 全国一斉配布に
しかし 一部に 印刷のズレを発見
その足で 工場に行った
倉庫には 印刷済みが
良品と 不良品に 仕分けして積んである
不良品を 見ると さほど 悪くない
OK 出しても まあいいかと 思ったが
念のため 良品を見たら・・・
不良品が 多々見つかった
騙されたと 怒り心頭！！
新米では 判断できないので
深夜 部長に 来ていただいた
印刷会社の社長も 来られ
部長は 説明を聞いて
わかった 後は 俺に任せて
君は 遅いので 帰れと
以後 なにかにつけて
大きな仕事を 部長は名指しで
版のズレ事件で 信頼され
一人前に なった気がした
正しい行動で 「信頼」され
積み重ねが 「信用」になる
大事にしたいですな
銀行にある ウン億円よりも？
「信用」が 財産
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