ある期間、6種類のケチャップを売り、
別の期間、24種のケチャップを売った。
注目度の高かったのは「24種類」だったが、売上が多かったのは「6種類」だった。

選択肢が増えると、ある種の心理的重圧で、商品を選びかねてしまい
「決定マヒ」に陥る。
確かに、アレコレ悩んで、買うのをやめてしまうことが多い。さしあたり必要の無いものを買うときは、特にこの傾向が強い。
感覚的に「これええな」と思って商品を手に取る。そして論理的に納得するために「機能・性能・価格」を調べる。「嗚呼!その意味・差が判れへん!」となり、売場に戻し帰る。
「高機能」「単機能」の二極化も同じ意味、ですな! 我が家の電子レンジは、以前多機能タイプだったが、今は単機能タイプに。掃除機、炊飯器も・・・アラカン世帯は単機能派でっせ!
デジタル化が進み、どんな商品にでも便利機能が色々つく、生活者の行動心理をよく理解して,分かりやすくするのがデザインの仕事でんすな!
店頭では、分かりやすい売り言葉、パッケージもぜひ!
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