
訪れる人が少ないのか、管理のおじさんは入山料を受け取ると、木を植えるのに忙しそうだった。そして話を聞こうと話しかけると「パンフレット読んで」と言われた。
八角円堂の周りに柵があるが「今日は入ってよい」と、堂の中も「立ち入り禁止」看板あるがそこも「どうぞ」ですって。いいおじさん。
喜寿の建築家の先輩から八角円堂の解説を受けた。博学多才の先輩には、全員が感服。口の悪い管理人は「ガイドさん説明お願い」なんてつい。
屋根を支える垂木。下の楕円の材を「地垂木」上の角材は「飛えん垂木」と呼ぶらしい。構造材でもあり、意匠でもある。イヤー勉強になりますな!(影の声:エエ歳こいて、そんなことも知らんのか、アホ!)

薬師如来後背の上昇する曲線がなまめかしく心に響く。

もう一つの国宝が、下の写真左の梵鐘。パンフレットには、青銅製高さ157cm、口径89cm。竜頭の精巧なことは本邦梵鐘中随一。その均整のとれた鐘身の美しさは、平安時代の金工品中、京都神護寺、宇治平等院の鐘とともに、平安三絶の鐘とされている。

スケッチ旅行の楽しいのは、知らない所が色々見られること。そして色々なものが食べれること。
世の中知らないことだらけ、ビックリすることだらけ、「可愛い子には旅をさせよ」ではなく「はげたオッサンは旅に出よ」。
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