2010年1月10日日曜日

気配りが「人気」に結びつく 商品もスナックも

お年玉をもらった!

昨年20周年をむかえた。大阪ミナミのスナックがある。月に一度くらいいつもの仲間と行って騒ぐ。

先日店で、ママからお年玉をもらった。その場でひく「くじ」だった。
残念ながら100万円は当たらなかったが・・・

長いことお年玉をもらっていない「オッサン」は嬉しかった!
こういう気配りがあるから客が集まる。(オッサンが多いけど)

サービス業も、商品もその配慮がなければ長続きしない。
本ブログで「ケチ」を色々つけているが、これも世の中が良くなればと思ってのこと、お許しを。(影の声 ウソだ!オマエの気ままやろ!)

でも、サービス業も、商品もその気配り・配慮が足りないものが多い。それはマニュアルが原因の一つだと思っている。

サービス業で効率化のためにマニュアルを作って「いらっしゃいませ」~「有難うございます」まで、まるでロボットのように・・・

商品も色々な商品基準や品質基準が出来てそれに則って商品開発をする。顧客が望むとも、望まなくとも作り手の都合で・・・(用心!用心!)

工業デザイナーは、顧客目線で、美しく且つ判りやすく、使い勝手の良いモノつくりに注力したい。

スナックのママは経営者、マニュアルは自分で作成し変更できる。その場その場、その時代に合わせて、だから20周年。

20年使っていただき、満足していただける、商品デザインを目指して今年も頑張りマッセ!

2010年1月8日金曜日

注意!注意!注意! 黄色い階段

先日、新しい駅で階段を降りようとしたら「クラクラした」
嗚呼、これでお終いか?

階段で段差を示すために、黄色の線がはめ込んである。
また、弱視の方のために案内のタイルが埋め込んである。

これ全てが、黄色なんです! 注意!注意!注意! 黄色い空間。
クラクラしまっせ! まだ飲むまえやのに!

お役所仕事のデザインや! これを使っていたら誰も文句付けへんやろ
黄色!黄色!になっても・・・ 「許せん!デザインや!」

使う人のことを無視しとる!
これが一般消費財のデザインやったら「まったく売れへん」か「返品の山や!」民間企業では考えられないデザインです。

階段では、段差を知らせるために必要なら、階段にグラデーションをつけるとか、黄色の変わりに濃い色を使うとか・・・
設計者や、デザイナーやったらモットモット考えてや!

この、なみなみの手すりも「美しい」とは思えない! 
でも公共施設にはこれが多い、何か考えな、アキマヘンナ! 
直線で持つと心地よい指がかりが・・・「よう考えてマンナ!」とうなるような手すりないかな?

2009年のグッドデザイン賞やら、その他の賞もたくさん受賞されている
京阪電車、中之島線 渡辺橋駅でした。ぜひ一度ご見学に。

2010年1月7日木曜日

チャリティー絵馬展 本日より15日まで。

昨年12月24日の 本ブログで紹介した、チャリティー絵馬展が
本日から開催されている。詳細は以下です。ぜひ!

もちろん管理人の「画伯見習い修行中」の作品が多数出品されている。
未来の投資のために応札してください。
(ゴミが増えると心の中で思っても、口に出すと友達を無くすぞ!)
そして義捐金は、少しですが、大阪府の発展に役立ちます。


日時:平成22年1月7日(木)~15日(金)
   10:00~20:00(最終日は18時まで)

場所:天満橋「京阪シティモール」2階
   大川側 レストスペース
   京阪電車「天満橋駅」の上です。
新しく出来た水上バス乗り場の「八軒家浜」の上です。

会場風景です。美しい絵馬板も楽しいですが、会場からの大川の景色もきれいですよ!

管理人は最終日の15時から18時は、撤収要員(肉体労働専門デザイナー)として待機しています。その他の日は、時々出没します。

2010年1月6日水曜日

慣習の美 「首の太さだけで顔まで変わる」?

昨日の会合で、管理人が唱えている「慣習の美」を少し紹介したら、夕刻からの懇親会で皆さんから「なるほどと思った」とうけた。

「慣習の美」とは慣れ親しんだ形状に、人々は安心する。
安心だから「嫌い」ではない。どちらかと言えば「好き」になる。

話せば長いが、デザインをする以上、顧客に「嫌われない」デザインをしなければならない。
(本ブログ2009年12月10日「商品進化のサイクル」参照)

商品を購入するとき最初の判断は「好き」「嫌い」だと思う。それは2種類あって「論理的好き」と「感覚的好き」。購入するのは総合判断。

論理的好き:この性能が好き、この機能が欲しかった・・・
感覚的好き:この形好き、この色好き、なんとなくこれが好き・・・

デザイナーは、その商品の性能・機能をひと目でわかるようにデザインをまとめ、ターゲット層に好きと言ってもらえる必要がある。

だから、商品の「見た目」は大事でっせ!
じゃ! 見た目の「好き」「嫌い」は何で決まるの?

それは、冒頭の「慣習の美」が大きな要素。
(昨日見せたイラスト)
下のイラストは、華奢な女性に見える。

首を太くするだけで、頑強な格闘技の選手に見える。

それは、このような姿を多く見て、見慣れ、我々の脳がそう判断しているだけである。

生け花を習いに行っても「自然のように」と言われるのも、我々が見慣れている姿だから・・・

そこを知ってデザインしたら60点のデザインは1日で出来る。
100点に向けて、何日あるか?
(本ブログ09年11月24日「『慣習の美』及第点のデザイン・・・」参照)

「OOも三日で慣れる」と言われてますけど・・・
オッサンから見ると、若い子は全てきれいに見える。なんでやろ?
家で「しわの多い・・・」を見慣れているからやろか?(厳秘にしてな!)。

2010年1月5日火曜日

助兵衛根性を持て 続編 「情報の数学」

異質な情報を入手したときに「新」に「跳べる」ときがある


K製薬はこの不況下、業績は伸びている。時代をよく読んでヒット商品を次々出している。異質な、知識・情報の吸収意欲がすごい!

「新」の発想をするためには、異質な情報をどう組み合わせるか?
過去ダメでも、今の時代はヒットする可能性もある。
助兵衛根性を持たないと、異質な情報は入ってこない。

物の数学は1+1=2であるが、情報では違う。
「情報の数学」は 1+1=1

この情報を“A”とすると
A+A+A+A=A 同じ情報はいくら足しても増えない。

異質の情報が組み合わされば新しい価値が生まれ、「新」に「跳べる」。
その情報をいかに「見抜くか」にかかっている。
(上図では「情報B」が組み合わさり「情報C」に化けた、跳んだ)

お金や物は使うと減るが、情報や知恵は使っても減らない。1-1=1
A-A=Aである。情報や知恵はむしろ使わないと錆びついてくる。

異質な情報を入手し「見抜き」「新に跳ぶ」。

参考図書として「ビジネス・インサイト」著者 石井淳蔵氏。
序章「経営者は跳ばなくてはならない」では、管理人が勤めていた企業の元会長の話から始まっている。

クロネコヤマトの小倉前会長、ダイエーの中内創業者などの、跳んだときの話が出ている。
石井淳蔵氏の著書「ブランド 価値の創造」を10年ほど前に、読ませていただき感激したのが記憶に新しい。これもお奨めです。


さて、異質な情報を入手するためには何をすればよいか?

「二割程度を日常業務外の仕事を」と言いたい。
跳びたくて悩んでいるとき、仕事とは関係ないところに、「跳べる」ヒントがある。

真面目には、他業種との交流会、別の仕事の応援、先輩を訪ねる・・・
ようは出歩く。

業界情報の枠にとらわれない、幅広い分野の動きを知ることは、回り回って仕事の参考になる。

会社と自宅を往復するだけでは、新しい発想はデテキマヘンデ!
しっかり寄り道して、楽しい酒と前向きな会話で、ワイワイガヤガヤしていると「跳べる」かも?

2010年1月4日月曜日

グッドデザイン賞(Gマーク)の本 見直したいね!

生活者にGマークを広く知ってもらう方策を! モットモット!

毎年10月にグッドデザインが選定されると、年初にこの本が発売される。約5,000円です。
昨年の例です。2008年度「グッドデザイン賞」におけるすべての受賞対象1,067点を掲載した公式年鑑。

一般の人は買いますか? 買いまへん! 5,000円は高いです。
購入者のほとんどは、デザイン関係者です。そして内容はまるで辞書。

グッドデザイン賞を選定する趣旨は、発足当時 
「商品の良質化により国民生活の向上、産業の発展及び輸出貿易の振興を図るため・・・グッド・デザインを選定公表する」

現在では、ミッションとして 
「優れたデザイン」を選ぶことにによって「生活と産業活動を推し進めていく」というこの制度の役割は、何ら変わっていません。

と言い切っておられます。

管理人はこのグッドデザイン賞をもっと広く生活者にお教えするべきだと言い続けています。

ネットでも見れますが、まだなにかお固い内容が多い。
http://www.g-mark.org/gda/2009/index.html

商品写真があって「概要」「デザイナーのコメント」「審査員のコメント」が、お役所の文章のように掲載されている。

もっと判りやすさを重視して作って、欲しいな!

たとえば、雑誌Pen などとタイアップして、商品の特徴や
売り言葉も最小限の3行以内にまとめて
その商品が欲しくなる、カタログ風に、雑誌広告風に・・・

そして、廉価なグッドデザインカタログ・雑誌を発刊すべきです。
受賞商品オンパレードの。受賞理由も簡潔に3行までで。

広く知らしめることにより、ミッションである「生活と産業活動を推し進めていく」ことになるのです。期待してまっせ!

2010年1月2日土曜日

助兵衛根性を持て 「百見は一験にしかず」

米国の超著名なプロゴルファーの話ではありません。(影の声、彼も彼やけど、コワイコワイ奥さんやね!彼が可哀相な気もするな?)


では本題に、色々な異性に興味を持て、ではなく、
いろいろなことに興味を持て! と理解して欲しい。

「百聞は一見にしかず」
人の話を何度も耳で聞くよりも、一度実際に自分の眼で見るほうが
はるかによく理解できるということ。

松下幸之助さん曰く 「百見は一験にしかず」
100回見る、本を何度も読むよりも、
現場に入って「現場・現物・現実」を経験するほうが、身につくし、
新の発想にもつながる。

すなわち「初体験を数多く持て!」と言うことです。
管理人は、毎年、書初めはピンク色で「初体験」と書いていた?

昨年の管理人は初体験だらけだった。企業を退職し何でもかんでも自分ですることになった。

事務所を設立したのも、大学で教えたのも、本ブログをはじめたのも、地方で講演に行ったのも、はたまた郵便局で振込みをしたのも・・・

数え切れない「初体験」があり、長い1年だった。1年間が1000日以上あったような気がする。今年も「初体験」を多く持ちたい。

歳とともに経験や知識が増えると、物事を「過去の知識で判断する」
だから記憶の中身も、新の発想も単調になる。
若い頃は「初体験」が多く、刺激に溢れ、記憶力も旺盛である。

フランスの心理学者ピエール・ジャネの「ジャネの法則」
10歳の1年間は、30歳なら4ヶ月、60歳なら2ヶ月に感じる。

「新」の発想が求められるデザイナーはいつも「初体験」を数多く持ち、マンネリを打破し、いつもワクワクしていないと「新発想」は期待できない。

1年間が短いと思ったデザイナーは要注意ですな! 
それでは新しい発想はデキマヘンデ! 
波乱万丈までいかなくても「初体験」をもっと!

一番簡単な「初体験」は「旅」ですな! 
知らない街に行くとワクワクしまっせ! 見るだけでなく経験を。
ややこしい店に入ってぼられないように! それも良い「初体験」?