毎年10月にグッドデザインが選定されると、年初にこの本が発売される。約5,000円です。
昨年の例です。2008年度「グッドデザイン賞」におけるすべての受賞対象1,067点を掲載した公式年鑑。

一般の人は買いますか? 買いまへん! 5,000円は高いです。
購入者のほとんどは、デザイン関係者です。そして内容はまるで辞書。
グッドデザイン賞を選定する趣旨は、発足当時
「商品の良質化により国民生活の向上、産業の発展及び輸出貿易の振興を図るため・・・グッド・デザインを選定公表する」
現在では、ミッションとして
「優れたデザイン」を選ぶことにによって「生活と産業活動を推し進めていく」というこの制度の役割は、何ら変わっていません。
と言い切っておられます。
管理人はこのグッドデザイン賞をもっと広く生活者にお教えするべきだと言い続けています。
ネットでも見れますが、まだなにかお固い内容が多い。
http://www.g-mark.org/gda/2009/index.html
商品写真があって「概要」「デザイナーのコメント」「審査員のコメント」が、お役所の文章のように掲載されている。
もっと判りやすさを重視して作って、欲しいな!
たとえば、雑誌Pen などとタイアップして、商品の特徴や
売り言葉も最小限の3行以内にまとめて
その商品が欲しくなる、カタログ風に、雑誌広告風に・・・
そして、廉価なグッドデザインカタログ・雑誌を発刊すべきです。
受賞商品オンパレードの。受賞理由も簡潔に3行までで。
広く知らしめることにより、ミッションである「生活と産業活動を推し進めていく」ことになるのです。期待してまっせ!