財団法人 山形県産業技術振興機構 有機エレクトロニクス研究所が
「有機EL照明を広く知っていただく」ことを目的に、今年で4回目。
年々素晴らしい作品の応募がある。
最優秀作品を、実際に点灯する器具にまで仕上げ、商品に近い「モノ」を見せることによって、人々は有機EL照明の実用化が近付いている事を実感する。そして未来に夢と希望を持つ!
米沢市「伝国の杜」に展示してある有機EL照明。

公募説明講演会などで、有機EL照明の点灯サンプルを、参加者に見てもらった。今まで見たことがない。板が光る、しかも蛍光灯以上に明るく・・・
人々は「何か新しい時代を感じる」。 そして、その時代に生きるものとして、今何かを考えたい気持ちになる。新技術の持つ力はスゴイ!
有機EL照明デザイン公募は、人々に新技術を知らしめ、もっともっと理解してもらい、次の時代を考えてもらうよい機会であったが・・・
存続が危ぶまれている。それはオッサンがつべこべ言うより
有機エレクトロニクスの第一人者 山形大学 城戸淳二教授のブログ
笑ってゆるして「大学教授のぶっちゃけ話」
http://junjikido.cocolog-nifty.com/blog/ をご覧いただきたい。
有機エレクトロニクス研究所がある、米沢市は大雪が降るところです。そのため樹木を守るため「雪吊」「雪囲い」がしてある。
金沢兼六園の「雪吊」をイメージしていた管理人は、ビックリ! せっかくの上杉伯爵邸の庭園も「材木置き場」? それだけ豪雪なのだろう!

また、あたらしく出来た「伝国の杜」のベンチもビニールシートで包まれ、雪対策がしてあった。


建築家の責任か、ランドスケープデザイナーの責任か?雪の中に長いこと埋もれる可能性のある地区での「木のベンチ」は・・・
除雪作業の行われる道路や通路の内の低いベンチは置いたらアキマヘンナ!ここにベンチありの紅白ポールが立てられている。その地区の事情をよく考えたデザインをしたいもんですな。
除雪車が通らないところにベンチを置くとか・・・
気に入ったのが公衆トイレ、ぜひ参考にしたい。
上杉伯爵邸の入り口に向かって、塀沿いを歩いていると「お手洗い」の看板が??? これって???

何でも、覗きたい管理人は、屈んで入ってみる。
そこには、モルタル塗りの普通のトイレが・・・
でも、道路側からはその無粋な「モルタル塗りのトイレ」は見えない。そして塀の一部に小さく「お手洗い」の看板、開けるまで何かワクワクした!
内側の写真

これは! 使える! 米沢市上杉伯爵邸を設計した方に感謝!