2009年10月1日木曜日

森正洋さんデザインの 「しょうゆさし」

新婚時代から、我が家の「しょうゆさし」は、森正洋さんデザインで、白山陶器製のこれです。


1960年にグッドデザイン賞受賞、新婚生活を始めると同時に使い出した。それ以来ズーット食卓にあった。

夫婦喧嘩で割れて(冗談です夫婦喧嘩なんかしたことがありません、ここ2~3日は)買い足していったが・・・今のはいくつめか?

久しぶりに買い足した。パッケージも良くなっていた。シンプルやね!


ほぼ実寸の白黒写真に「しょうゆさし」とひらがなで表記、右面には直径22mmの穴が開き、中身の色の確認が出来る。
シンプルやけど、役割はしっかりと出来ている。学ばなアキマヘンナ! 


モノも早速測ってみた。だいたいやけど!


すごく安定感があるけど、片側3.5mm大きいだけです。

樹脂成型品のデザインをするとき金型に抜きテーパーがいる。
表面が光沢の製品で一般的には1度(60mmで1mmのテーパー)
すなわち、高さ60mmで、径で2mmです。

高さ60mmのもので、下面の径を2mm大きくするだけですごく安定感が出ます。本品は片側3.5mmだから安定してます。
売上も安定していると思います。

その使い方を間違うと、不安定な感じを消費者に与える。上面が2mm大きいと不安定になる。

8月1日 本ブログで「こぶうま」のことを書いた。
美味しいから今も使っているけど、高さ111mm、上面直径44mm、下面直径41mm。
味はエエけど、不安定や! 売上も不安定でなければいいけど、
「こぶうま」は惜しいデザインだ思う。

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