2009年10月2日金曜日

昭和を感じた、東京深川 「みの家」 桜肉鍋

先日友人に馬肉を食べに連れて行ってもらった。

昔、ドイツ人デザイナーを食事に連れて行ったとき、馬肉が出てきた。

そのとき彼は「友人を食べることは出来ない」と言って、口にしなかった。
牛は友人ではないのだ。

管理人は、人間以外には「友人」はいないので、何でもいただく。

馬肉は熊本以外では、美味しい肉が食べれないと思っていた。

ところがどっこい古くから深川にあった。味もいいが

オッサンデザイナーとして、インテリアに見とれていた。建物を見るだけでも価値がある。

「みの家」の紹介 HPより抜粋
創業明治30年(1897)。隅田川や小名木川の海運事業の発展に伴い賑わいを増していた深川森下町。この地に、多く集まった木場の職人や船人足相手に日常のスタミナ食として振る舞われたのがはじまりです。

現在の木造の建物は昭和29年に建てられたもので、当時炭を使っていたことから天井が高く風通しの良いつくりになっております。

また、木場で働く常連さんが多かったことから値踏みされぬよう、全国から銘木を集め贅沢なつくりになっており、度重なる修繕の際にもそれらの材料は再び元の場所で使用され建築当時の姿のまま現在に至っております。

下足番に靴を預けて入るとこの空間(HPの写真)

右列の一番奥に座った。

一番奥から玄関側を見たところ

席から中庭を。

はし袋や、しおりも味がある。自然とコンセプト出来上がっているのか、それを考えて作ってあるのかわからないが・・・

いただいたのは、お酒少々と、以下のものです。

HPより。
桜なべ 1,800円

さくら肉(馬肉)を八丁味噌と江戸甘味噌を合わせた自家製味噌だれと醤油ベースの割り下で煮て召し上がっていただく関東風すきやき。
肉はヒレや、ロースを使用しておりますが、 切り落とし(形のそろわない部分)が入る分安価にてお出ししております。

肉さし(馬肉刺身) 1,800円

ロースの中心部分だけを厳選使用。きめの細かい肉質で馬肉の赤身本来の旨みを味わうことができます。
淡白であっさりしている馬肉の特徴をいかすため生姜醤油でお召し上がりいただきます。

支払い方法の仕組みも面白い!

下記HPより。
※お会計はお席にてお願いいたします。
すみますと会計済みの札が出ますので、
上がる際にお渡しした下足札と併せて下足番に渡してください。
なお、お会計は現金にてお願いいたします

昭和の空間を味わって、満足でした。建築もインテリアも、デザインも昔の良さを研究して、今に活かす必要がアリマンナ!

まさに、過去を知り、現在を生き、未来を導く。デザイナーの仕事ですな!
ガンガリマヒョ!馬肉食ったんやから走りや!

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