面白いTシャツが有ったので購入した。リッパな布の袋に入れてくれた。
(ユニクロの約3倍だもの・・・袋代が、もったいない)

その時レジで支払いをするとき、財布の中身まで見えない。
カウンターの レジの横に手を伸ばして、やっと中味を見ることが。
これって設計ミス?
若い人は何不自由なく見えるのかな? クッソー!
そんなことで、陰影礼賛(いんえいらいさん)を思い出した。

4月28日毎日新聞「余禄」より
日本永住の決意をしたドナルド・キーンさんが、昔、作家の谷崎潤一郎の家を訪ねた時だ。「さし迫った必要」はなかったのに、お手洗いを借りることにした。
谷崎が「陰影礼賛」でほめたような薄暗く、ほんのりと障子越しの光の中で瞑想にふけることのできる日本の厠を見たかったからだ。
しかし、期待は見事に裏切られた。 「なぜならばそれは、白いタイル張りの、ピッカピカの便所だったからである」
これを読んだとき、管理人はなんとなく「ホット」した。
照明業界に携わり、日本の明かりは・・・、谷崎の・・・悩んできた。
文化人や、建築家は谷崎の「陰影礼賛」を それこそ「礼賛」する。
それぞれの人にあった、明るさというのは、難しい問題である。
目は周辺の明るさにより、瞳孔が変化するし
老化とともに明るさが欲しくなる。
でも、オッサンが入る店ではないのかもしれないが、あまりにも暗すぎる。
購入したTシャツも明るいところでは、なんとなく安っぽく見えてきた。
店舗の照明設計は、店の「七難隠す」とも言う。照明って大事ですな。
商品がしっかり確認できないくらい、暗いのは、アキマヘンデ!
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