2012年4月2日月曜日

伝わらなければ ただの「ゴミ」


伝える カタカナの認知率

新年度に向けた 某役所の 広報誌を読んでいて
これ住民目線の 広報誌か?  疑問に思った 

書いてある内容の主旨は 
住民目線で 住みよい街づくりを 目指し・・・

その文面に カタカナが多い  よく使われているのが
「スキーム」 「インキュベーション」

文科省のHPにあった カタカナの認知率を調べた 

「スキーム」 知らない方が 8割
「計画」とか「仕組み」なら ほとんどの人がわかるのに

「インキュベーション」にいたっては 9割の人が知らない
「新規企業の育成支援」やったらアカンのですかね?


カタカナを 役所内で 当たり前に使っているが
住民は 上図のように ほとんどの人は わからない

でも 目指しているのは 住民目線の・・・

企業でも よくあることです
賢そうな報告書を作るために 専門用語や カタカナを羅列する

 そのまま カタログ等の原稿として 宣伝部門へ

商品説明の文章として使われ 生活者は チンプンカンプン
特に 取扱説明書などは そのような文章が多い

対策としては
平素から わかりやすい 文章を 心がけることですな

マーケティングの世界では 「顧客は12歳と思え!」です
報告資料も 「トップは12歳と思え!」で作れば・・・

伝わらなければ 良い商品も 考えも ただのゴミです

アラカンのオッサンは ズーット 12歳です
(ハゲ頭の 12歳なんて イマヘンデ!)

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