1972年 河北秀也氏が 東京地下鉄路線図をデザインした
( 下図 昭文社発行 文庫判 東京都市図 より)
今で言う「テッチャン」の河北氏だが 地下鉄だけが乗りこなせない
当時の路線図が あまりにもわかりにくい
わかりやすい 路線図を作ろうと
学生時代から 数年がかり 自前で完成させた
大きさは 2m×1.5mの 強大なものだ
その時代は パソコンなどないから 手書き
営団地下鉄に売り込みに行ったが タダなら置いてやると言われ
スポンサーを探して 印刷し 置いてもらった・・・
河北氏の著書「デザイン原論」に記されている
管理人 初めて路線図を見た時の 感激が今も残っている
「わかりやすい! きれい!」 これこそデザインや!
色彩が持つ 役立ち 「識別」を見事に活用
東京で地下鉄に乗れるのは この路線図のおかげです
でも 当時の営団地下鉄 顧客目線ゼロですな!
タバコで ボヤ事件を起こした後でも
助役が タバコを吸って報知器を作動させた
あの 大阪の地下鉄も同じ手法で 路線図作っています
路線図はホンマ 良く出来ていますな! 役立っています
それに引き換え 「カン」の方々や
それに近いお仕事の方々の 体質 あんまり 変わりませんな!
デザイナーは 時代とともに 変化し
わかりやすく 美しく 生活者目線 目指しましょな!
ご支援の クリックは 変わらず 宜しく!