モノのカタチには
全体を構成する 「主」の形状と
部分を構成する 「従」の形状がある
「主」は コンセプトが決まれば 比較的簡単に 決まる
「従」の 扱いを 間違えると 全てを壊す
洗面カランの事例 (下図)
ここのデザイン 名前が? (止水栓? レバー?)
この場では 「止水栓」と呼ぶ
現役のとき 他部署のデザイナーが
「止水栓」の デザインを持って 相談に来た
人間工学を 研究してきた 彼は
「止水栓」に 直径30mmの 大きな持ち手を付け
操作しやすい デザインをした つもりだ
下図左
回す 力がほとんどいらない 「止水栓」
その時 「主」と 「従」の話をした
「主」に 指かかり程度で
「従」を さりげなくデザインする (上図右)
「主」と 「従」は カタチの上で ハッキリさせると
デザインは まとまりやすい
「主」と 「従」が 対等であると
カタチの 意図が わからなく 混乱を起こす
道路と歩道の 境界柵(下図)でも
タテ線が 太くなり過ぎると (下図左)
「主」と 「従」が わかりにくくなり いびつ感が
持論の 「慣習の美」でもある
「主」と 「従」を しっかり把握して デザインしたい
我が家の 「主」は モチロン・・・ハッキリしてます
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