2015年6月23日火曜日

和食器の老舗 ファンドが再建


売り言葉が デザインしかない 市場の特質

過日 新聞記事に
和食器の老舗「T吉」 今春から ファンドが再建 の記事


売上が落ち込み アウトレット販売に乗り出したが
顧客の支持は得られず・・・

コスト削減を 優先して 在庫を絞り
客が 欲しい商品が届かない 悪循環に

・・・・・・・・・・

技術・企画力が 横並びで 和食器のような
デザインしか 売り言葉のない 第3ステージの市場(下図)


デザインバリエーションが必要になり その結果
総合メーカーは 数えきれないほどの 商品を持つことになる

でも 売れ筋は 平均的な 没個性の商品


それを グラフにすると 
見事な 「80:20の法則」


「尾っぽ」の 売上に貢献していない商品 効率考え
やめたい! 衝動に駆られる

売り言葉が 「デザイン」だけの 市場では 
この「尾っぽ」商品が 重要な役割をする

顧客は この「尾っぽ」と 購入する 商品を比較して
「やっぱり これがイイ!」 と納得して購入

これをなくすと 「働きアリの法則」で
売上の80%を占める 商品の中から 「尾っぽ」が生まれ



販売減の 悪循環になる

売れない「尾っぽ」商品が 売れる商品を 支えている
(怠けアリが 働きアリを 支えている)

それを理解したうえで 効率化を 図りたい

アパレル大手などは ブランド化で 対応している
「T吉」さん 再生 待ってマッセ!

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