2016年3月22日火曜日

十人十色 色彩嗜好調査はムダ?


十人十色と いう言葉が あるほど
色彩は 一人一人 好みが違う

そして 時代と共に モノと共に 変化する

商品には 必ず 色がつき 
デザイナーは 狙いに合わせて 色を選ぶ 

で 関係者から
「その色で ホンマに 売れるんか?」

その説得のための 好き嫌い 色彩嗜好調査はムダ!


例えば 10色用意 100人に 好き嫌い調査する
1位に 選ばれるのが 概ね 20人が 好き程度

「20人の方が 好き」では 誰も 納得しない 
ダントツを探しに 調査は 延々と続き ムダになる

20代の時 デザイン誌に
T大学の教授が 色彩嗜好調査結果を発表された

説明会に参加し 記憶に残ったのが

一般的な色彩嗜好は 商品とは連動しない
黄色が上位だから 黄色の商品を作るのはおかしい

その時学んだ
「商品コンセプトと 色彩を連動させ 市場を作ること」

それが 色彩を 重視する商品の 最良の方法
おかげで パステルカラーによる ヒット商品群が 創れた

色気もなくなった おっさんデザイナーに
ご支援のクリック よろしくお願いいたします