2011年10月26日水曜日

優秀な職人・優秀なデザイナーの仕事

天面のフラットは禁物

昨日は 福岡県某市で 日帰りの打合せ。
九州新幹線にはじめて乗った、その話は後日。

京都駅新幹線ホーム
階段とホームの 境界壁天面に 大きな「扇型筒」が
追加工事で設置されていた。



境界壁の天面に よく荷物を置いている人を見かけ
階段側に落ちると 危ないと いつも心配していた

公共の場に フラットの天面を作ると 荷物置きになる
そして想定外の事故が起きる。 コレ常識ですな!

モノを置かれない工夫が必要です
ヘタなデザインをすると、追加工事で見るに堪えない物に

思い出したのがコレ! 「沓脱石の形」

優秀な職人が作った「沓脱石」には雨水が溜まらない。
一見フラットだが、大きなR形状になって、雨水は流れる。
そして中央から乾いてくる



優秀なデザイナーがデザインした 屋外用照明器具(上図右)は
天面に雨水がたまらないように、大きなR形状が施されている。
雨水がたまらないので汚れない、早く乾き錆びにくい。

優秀な職人、優秀なデザイナーは 何かを持っている。
いつも頭の中は 顧客・使用者のために・・・

優秀な職人・デザイナーに アッパレ! で クリック
人気ブログランキングへ