1980年頃に、焼酎「下町のナポレオン・いいちこ」が
市場で支持され、そして焼酎ブームが来た。
近年、森伊蔵などは、数万円で売買されだし
市場には数え切れないほどの焼酎の種類が・・・
アルコール度数0%のものまで
顧客は「多品種の罠」に陥った。
注目度は高いが 品数が多すぎて 何を買ったら良いのか迷い
結果購入を控える

20~40代の人は お酒を飲みだしたときから
焼酎ブーム、「当たり前」すぎて 何か新鮮味が欠ける
「当たり前」とは、 市場が「飽和」した。
「サチル(Saturation)」とも言う。
「飽和」すると次に来るのが 「飽きる」と言うこと。
「飽きられ」 若い世代から「ダサイ」と言われだす。
焼酎を飲むことが「時代遅れ」のように
そこで知った 新鮮味のある飲み物が 「ハイボール」
そこに小雪が「ハイボール」を宣伝
若い人には新しいお酒としてうけた!
S社は兆しを読み、市場に仕掛けるのに成功
ウイスキーの売上は昨年度 対前年170%近くに
その繰り返しが流行である。(下図参照)

持論である「変化に2種類」
「進歩軸の変化」
健康でありたい・美しくありたい・・・
顧客のニーズと共に 市場も商品も 良くなり進歩していく。
「自然軸の変化」
いわゆる 好き嫌いの世界(酒の好き嫌いなども)
嗜好品やファッションなどは、飽和し飽きられる
その繰り返しの世界である。

焼酎は、下り坂になった。
次の兆しを見つけ 仕掛けることですな
あるいは、30年の波を待つか?
今年の夏「ステテコ」が流行ったのも、そんなことですな
オッサンのダサイファッションだったのが
知らない若者には 新鮮さを感じた。
オッサンが流行の先頭を引っ張る・・・?
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