先日の佐川美術館 樂吉左衛門館内で、いたるところにベンチが有った。
オッサンには有難かった。
展示室内部のベンチは、コンクリートの壁から、ダイレクトに
厚さ65ミリの木材の板が、飛び出していた。
座ってみて
「ゆっくり 座って 作品鑑賞してや」 と言っているベンチと
「ゆっくりせず チョット腰掛けたら 次に行ってや」 と言っている
ベンチがあった。
さっそく財布から、紙のメジャーを出して測ってみた。(下図)

座面の高さは、低いほどゆっくり、高いとゆっくりと腰掛けにくい。
奥行きも同じことが言えます。
昔 尊敬する デザイナーの方とご一緒したとき、食事の後、街を歩いていると「オッ!これは!」と感じるものがあると、寸法を測られた。
エエコトは「マネする」管理人。これは「デザイナーの毎日の練習」やと
財布にIKEAの紙メジャーを忍ばせ 「測る」 努力をしている。
筆記用具入れには、プラスチック製のノギスと
1.5メートルのコンベックスを入れ、持ち歩いている。

「寸法を測る」
デザイナーとしては大切な「デザインの練習」ですな。
イチロー選手が毎日素振りをする。石川遼君が毎日ボールを打つ・・・
我々デザイナーも毎日の練習に 「寸法を測る」 を取り入れたら。
よろしいで!
測っても、書き留めても、すぐに忘れるオッサン。 ご慈悲のクリックを