2011年8月2日火曜日

「100匹目の猿現象」

先日、酒の席で、友人が 「100匹目の猿現象」は 英動物学者ライアル・ワトソン氏による創作だと言っていた。

ネットで調べてもそうなっている。
でも管理人は、人間社会では 「100匹目の猿現象」はあてはまると。

昔読んだ 船井幸雄著「百匹目の猿」を書棚から出してきた。1996年 

オビのキャッチフレーズが素晴らしいですな。
多くの「思い」が一定数に達したとき・・・それは「真実」になる。



【100匹目の猿現象】の紹介  船井幸雄著「百匹目の猿」より

宮崎県の東海岸の島でニホンザルの餌付けに成功。一匹の若い猿が芋を洗って食べ始め、群れ全体に定着。

遠く離れた大分の高崎山に生息する猿もまた、芋を洗って食べる行動をとり始めた。

接触も、コミュニケーションもとれない、模倣のしようもない別の群れの猿たちの間で・・・

一匹の固体から発した知恵(情報)が集団に広がり、その数が一定量まで増えたとき、それを知るよしもない、遠く離れた仲間にまで、まるで合図をしたかのように情報が「飛び火」していった。

これが「100匹目の猿現象」と呼ばれる。

何か良いことをはじめると 必ずマネされる、それが一定のパーセンテージに達すると、遠く離れたところでもはじまり、全体に浸透していき、
事実上の標準、当たり前のことに。

「猿社会」では、創作かも知れないが  「人間社会」では
「思い」が一定数に達したとき・・・それは真実になる。モットモですな。

 特に情報が発達している、現代では 百匹ではなく 
「10人目の人間現象」になるかもしれない。

マネされる良い思い。 マネされる良い行動。 マネされる良い商品。
マネされる良いデザイン。 マネされる・・・

未来が広がる創造をしていきたいですな。

でも、マネして特許出願したらアキマヘンナ! 追突・脱線シマッセ。

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