2010年6月15日火曜日

オルファ コンパスカッター優れものです

管理人は、デザインするとき、立体物の1/1(原寸)で検討しなければ前に進めない。原寸で検討せず、そのための失敗を数々見てきている。

本田宗一郎氏の三現主義(現場・現物・現実)プラス「原寸」の
四現主義を管理人は実践・提唱している。

ある件名で、サイズを色々検討するのに、原寸のペーパーモデルを数ミリ刻みで、作った。そのとき役立ったのがこの「コンパスカッター」

見事に切れるし、穴あき防止プレートまでついている。替え刃5枚付きでたったの438円。どれだけ仕事が、はかどるか・・・

ノギスのようになっていて、目盛にあわせると寸法もバッチシ!

そしてシゲシゲ見ると無駄なく、美しい、まさに「機能美」や!

管理人のクセで、寸法を測ってみた。まとまった寸法(5・10・20・・・)が多く、デザイナーの気持ちが伝わる。

デザインにムダがアリマヘンな! 見事や! 成型品のヒケ隠しのデザイン(左側面図7×15の凹部)まで出来ている。

真鍮製のつまみも直径8ミリ、高さ10ミリで、つまみやすく回しやすい。この寸法覚えておこう!「オルファ コンパスカッター」お見事、OKADA JAPANNと同じ、勝ち点3や!

余談やけど「オルファ」は「折る刃」からキテマンネヤ! もちろん大阪のOKADAさんが、昭和30年に発明シタンデッセ。なんかの縁や!

コンパスカッターと、OKADA JAPANに賞賛のクリックを。
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2010年6月14日月曜日

価格 量産効果 1/10以下で作る

管理人は、メモ帳として、M印のA5ノートを、約30ミリカットして、システム手帳と同じ幅にし、セットで持ち歩いている。

下図。左からシステム手帳、A5カットメモ用、M印A5ノート

セコイ、セコイ価格の話。

M印のノート。B5サイズ 5冊で 200円
M印のノート。A5サイズ 1冊で  80円(5冊なら400円?)

写真 5冊200円の M印 B5ノート

B5サイズはノートとして定着し、量もはけるが、A5サイズは少数派で量が出ない。だから販売価格が高く、まとめ売りもしていないのかな?

以前、某事業部で、ある部品をS社から280円で購入していた。
S社はトップメーカーで完全自動生産し世界で販売していた。

自社は、人手に頼り、原価680円、自社使用のみであった。その事業の商品企画部長を兼務した。台湾の完成品メーカーから、製品を仕入れた。

その見積の中に、S社の部品が90円で入っていた。大阪のオッサンパワーで価格交渉が始まり、約100円で仕入れることになった。(実際の工場出荷価格は50円くらいかも?)

量産効果のすごさ、パワー・・・を見せ付けられた。
何でも1番になって、効果ださなアキマヘンナ。

昨日はその事業部で、シェア1%の事業を延ばすために苦労していた仲間の会合。美味しい料理と酒をいただいて、反省会。

当時の事業は衰退したが、「新事業」を、次々と創出し、社会に貢献しているのが酒のつまみ。

シェア1%の事業を担当すると、攻める事ばかり考える、良い習慣が身につく。 業界トップの事業は守ることばかり考えるのかも? 

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2010年6月12日土曜日

業界用語に要注意 顧客に伝える・伝わる

数年前、自治会の会合、防犯等の管理の話で、管理人が「ランプ交換は地元のOO電気に依頼してください」

地区役員の昔のお嬢さんが「ランプって? 電気玉のこと」「だから、電気切れたら、OO電気にたのむんやろ!」「そう言うたらわかるけど」・・・
ランプと言う言葉が、昔のお嬢さんには伝わらなかった。これ業界用語?

今日、家主様(奥様・妻)のお抱え運転手として買い物に、待っている間、某電化のLEDランプ売場に・・・店員さんが近付いてきて「明るさがOOルーメンで、電気代が、寿命が・・・」と説明してくれる。

こんな説明で、昔のお嬢さんに理解してもらうのは難しいやろな!

(カタログにアドバイス。上のミドリの帯に赤色の文字。これは補色、目がチラついて読めマヘンデ! 常識やけど、タノンマス。)

チョット意地悪して(照明業界人が勉強のため)

管理人「庭についている電球替えたいのやけど」
店員「ミニクリプトンですか?」「口金のサイズは」「・・・」次々質問
管理人「わかれへん? ヨ~切れるねん!」
店員「次回ランプを持ってきてください」
管理人「これくらいかな?」(40Wレフランプ 口金サイズE17)を指差す。
店員「(カタログを見ながら)???」「次回ランプを・・・」 自信持って代替品のLED電球を言えない。
管理人「ありがとうまた来るわ!」(ごめんね!後日必ず買いに行きます。)

店員さんの「ルーメン」「ミニクリプトン」「口金サイズ」・・・
「電気切れたら・・・」の昔のお兄さんも、お嬢さんもわからんやろな!

LED電球は、買い替え需要を狙っているなら、カタログはもっと、電球との互換性訴求をメインにしないと、伝わりまへんで。

顧客にも、店員さんにも、伝わりませんで!
伝える・伝わることは「ドシロウト」にも、わかるようにすることや!
マーケティングの世界では「顧客は12歳と思え!」という言葉がある。

こんな意地悪なオッサンにも、今日初孫が・・・これからは丸くなろ!

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2010年6月11日金曜日

売り言葉=商品コンセプト 即購入は3,980円

先日、目薬を購入した。
このパッケージの「売り言葉」に引かれた。「6種の有効成分が浸透して効く」「目のかすみ」「目の疲れに」。

どんな有効成分か、調べようとしたが、すでに箱は家主様(妻)によって捨てられていた。

普段目薬を買うときは、効果効能をさほど期待していない。
だから安物を購入していた。目的は、汚れを落とす、眠気覚ましに。

でも今回、売り言葉が目に入った。
普段購入しているものより、倍の価格なのに、売り言葉だけで決心する。

5月10日の本ブログ「日用品・消耗品の価格に学ぶ」でも書いたが、ある価格帯以下の商品は、売り言葉だけで、なるほどと思えば購入する。

アイデア商品を企画・製造・販売している会社の人から聞いた話。
売り言葉で「なるほど」と思い、即購入するのは、3,980円が上限。
それ以上は「チョット待て!」と、冷静さや論理的判断が働く。
不況時は2,980円になっているかも?

世の中、商品で溢れかえっているんやから。
どんな商品でも「売り言葉」を大切にせな! アキマヘンナ!
売り言葉=商品コンセプトですな!

売り言葉で即購入の人も、冷静な人も、即クリックを、よろしく!

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2010年6月10日木曜日

「商品進化のサイクル」を実践する企業

ユニクロが、来年ニューヨーク5番街に大型ショップをオープンさせるらしい。数少ない元気企業。世界で頑張って欲しい。

管理人も、この夏「シルキードライ」を購入した。確かにサラサラして気持ちいい。内面に粗めの生地、表面には密な生地で毛細管現象を応用して、汗をすばやく乾かす。肌はべとつかない。

管理人が言うところの、商品進化のサイクルを、ユニクロは見事に実践している。数年前の「フリース」に始まり、昨年冬の「ヒートテック」、そしてこの夏の「シルキードライ」。

下着のTシャツは、1枚500円。3枚1,000円の時もある。
しかし「シルキードライ」は 990円。
すなわち、第一ステージの性能・機能で売って、価格維持している。

下図の説明
第一ステージ:技術でリード。性能・機能訴求。価格維持
第二ステージ:他社追随。性能・機能・デザイン色々訴求
第三ステージ:技術、各社横並び。デザイン訴求。

第一ステージから、第三ステージに、そして新しい技術が開発され商品は、技術、デザインとも進化していく。

「フリース」等は、他社が追随し、この冬はデザイン・色訴求で対応した。多品種少量販売に入り、利益を得にくくなっていると思える。

第三ステージ「技術横並び・デザイン訴求」の商品は、一つのデザインを世界中で売ることにより、数をさばくしかない。

ニューヨークで大型店をオープンさせる目的の一つに、第三ステージの商品群が増えてきたからかも?

ニューヨーク5番街には、「ZARA」も「H&M」出店している。
東京銀座もその状態になっている。大阪心斎橋も・・・

第一ステージ「技術でリード・性能・機能訴求」の商品を次々出し、新市場を育成しなければ、ユニクロの成長は鈍化すると思う。ガンバッテナ!

シルキードライを買った方も、まだの方も、ご支援のクリックを。

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2010年6月9日水曜日

博物館「明治村」に感激! 

「てるてる照明 症候群」(照明器具を見ると写真を撮る病気)


土曜日、20年ぶりに「明治村」に行ってきた。夜は、犬山温泉「迎帆楼」で一泊、もちろん、芸者を呼んで(ウソです!)大宴会。

昨日の(社)日本商環境設計家協会は、設立50周年。同時期に、明治村設立を考えていた。

「明治村」には感激した。

その1. 50年前に企画、開村して45年。
1965年に開村したこと。1961年に旧制第四高等学校の同窓生2人が語り合い。近代日本の基礎を築いた時代の、近代建築の素地であり、芸術上、歴史上価値あるものを、高度成長によって取り壊されるのを惜しんで、明治村を企画・・・本当に偉い人や! 感謝してます。

その2.
60以上の建造物の数。どれも素晴らしい! 10時に入って、16時まで、コロッケとホットドッグとビールを飲んだだけで、約6時間弱、歩き回っていた。時間を忘れさせる。

【てるてる照明 症候群】の病気は治っていなかった。
明治村の写真を整理していると、照明器具が写っている写真が多い。照明デザイン室 責任者を離れて1年半。 まだ照明器具を見るとシャッターを押す病。室内写真でも、照明器具が入るようにアングルを。

十数年前、家電部門から照明部門に異動になって、口の悪い部下と、繁華街を、つれもって歩いていると「照明に目が行っていない!」と叱られた。

照明器具を観察するより、ベッピンサンを観察するほうが、デザインの向上になると、信じて実行していた管理人。

しぶしぶ照明に目が行くようになってから、良いアイデアが出なくなったと思っている。 だって生活者で、いつも照明を見つめている人はいない。

そして病になった。【てるてる照明 症候群】以下、症状を見てください。

左上下「金沢監獄正門」門灯や街灯はこれがよろしいな!
中央上「二重橋飾電燈」
右上 「小那沙美島燈台」

左上下「帝国ホテル中央玄関」
右上「皇居正門石橋飾電燈」
右下「隅田川新大橋」

右上「宇治山田郵便局」公衆溜
右下「日本赤十字社中央病院」赤十字灯

下4点「三重 県庁舎」内にあった、明治の明るさ体験コーナー

でも、エジソンが1879年(明治12年)に竹のフィラメントを使って白熱灯の実用化。その6年後には日本でも白熱灯が点灯。

デザインも色々工夫され、今の時代でも遜色ないですな! 
通信機器や、家電製品は昔のものは「古い」と思うが、照明は「味がある」と思うのは、照明の技術が進歩していないのと、インテリアであることの証ですな!

「てるてる照明 症候群」の方も、正常な方も、治療のクリックを!

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2010年6月8日火曜日

(社)日本商環境設計家協会 関西支部

昨夜は、(社)日本商環境設計家協会 関西支部の支部総会が、大阪天満橋の「太閤園」であった。長年、宴会委員長を務めてきた、管理人は、若い人の相談役としてお手伝いしてきた。

本協会は今年が50周年、1961年設立で、設立時の名称は日本店舗設計家協会。設立時のメンバーでもある、我らの師匠O氏が挨拶。

店舗を設計しても、設計料がもらえない時代だったらしい。それをビジネスにするのに、ご苦労された。何事も始めるときが一番大変である。

50年といえば長いよね! 
設立の2年前、1959年、平成天皇ご成婚。 (管理人10歳)
1960年 経済第一の政策。池田勇人総理「国民の所得倍増する!」と宣言。10年後に所得倍増、達成。うらやましい時代ですな!

1964年 東京オリンピック開催、新幹線東京⇔新大阪間開通。
高速道路も開通。中卒・高卒は「金の卵」ともてはやされる。

家電製品「三種の神器」テレビ、洗濯機、冷蔵庫。各家庭に入っていった。
1970年 大阪万博などなど。 
まさしく、今の中国ですな。 右肩上がりの経済。

右肩上がりが期待できない時代。これからの50年、職能団体の運営は難しいデッシャロナ! 人生いつも先は明るい!希望を持って行きマヒョ!

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2010年6月7日月曜日

読めない広告 ヒョットして「AIDMA理論」?

先日、日経新聞をめくっていると 某大学の全紙一面広告があった。
ぱっと見たとき、両サイドの柄はナニ? と思った。

ヨーク見ると。「国立大学標準額との差額を給付」「特別奨学生制度」とやっと読めた。 こんなもの読めるか! と怒ったがヒョットすると古典的手法の広告。

広告作りの古典的文法といわれる原則「AIDMA理論」がある。
Attention アテンション 注意を引く
Interest  インタレスト 興味を持たせる
Desire    デザイア   欲望を起こさせる
Memory    メモリー   記憶させる
Action    アクション  購買行動を起こさせる
ブリタニカによると、各々の頭文字をとって名称とした。1925年「AIDA」理論が発表され、1955年「M」が加えられ発表された。

この広告は、その「アテンション」は出来てますな! ナニー!と怒った。
管理人だけかもしれないが、注意を引かれた。中味は??

オッサンデザイナーは、某大学の罠にまんまとはまったのかも?
でも、中味はオッサンには関係なかった。

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2010年6月6日日曜日

折込みチラシ「誰に何を、何を誰に」が大切

「誰に何を、何を誰に」は、プロモーションやプレゼンテーションの要です。

毎週、週末の朝刊に、折込みチラシが、たくさん入っている。
健康食品と、家電量販と、ユニクロ、総合スーパー、などが多い。

以前は、住宅分譲、自動車があったが最近は減ってきたような気もする。
家電量販店のチラシを見比べてみた。

今でも、価格競争なのだ! 寂しい限りである。 もっと「感性」「技術」「商品特徴」等を訴求するチラシは出来ないものか。

あれも、これもすべての商品を掲載しようとするから、商品写真のスペースは小さく、訴求したい価格ばかりが、目に付く。

通販「ジャパネットたかた」のチラシは、その点一皮向けている。
商品数も少ないが、製品の特徴や技術を、わかりやすく説明している。

創業時から、TVで生活者にわかりやすく商品を説明するのを
モットーに伸びてきた会社は、チラシも一皮向けてます。

「ジャパネットたかた」のチラシは「誰に何を、何を誰に」が出来ている。家電量販のチラシも「誰に何を、何を誰に」を考えると、ヨーナリマッセ。

日常の仕事でも、人に伝えるときは「誰に何を、何を誰に」を考えながら資料を作ると、スムーズに伝わりますな! やってみたらヨロシデ!

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2010年6月5日土曜日

ロゴマーク「国」 よく出来ています。

そのロゴマークが、キャラクター「コクサイ先生」になりました。

先日の新聞に、著名人を使った宣伝をやめ、新しいキャラクターを作ったと記事があった。それが「コクサイ先生」

以前講演で、この文字の話しをしたことがある。それは、少し変えるだけで、これだけイメージが変わる例として。

そしてこの国債のロゴマーク「国」の文字は良く出来ている。

その時の図、文字がチョッピリ違うけど、ご勘弁を!

笑顔が、目と口を少し変えるだけで、泣いたり、怒ったりする。

赤字予算を組んで、国債をたくさん発行すると
ロゴマークの「国」の文字が、笑顔から、涙顔になってしまいまっせ! 
そして国民のロゴマークの「国」は、怒り顔になりマンガナ。

先々の国のあり方、国民の幸せを考えて政をタノンマス。
くれぐれも「カン」頼りでは困ります。期待してます「カン」さん。

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2010年6月4日金曜日

LINDBERGのメガネ 5月27日の続編

5月27日の本ブログでLINDBERGのメガネケースの話をした。
知人から、メガネはどんなんやねん! 質問があったので報告します。

メガネは、本ブログ 2010年2月23日「逸品 メガネ LINDBERG」を参照ください。

LINDBERGのメガネの特徴は
①ネジを使わない
②軽量、チタンを主材料とする
③肌に触れるところは、医療用シリコンで肌に優しい
などなど

今回のメガネ、表面は「くろぶち」、内面は「半透明」

プラスチックフレームと、チタンの枠が一体成型されている。もちろんネジを使わないために。


5月27日の続き、O先輩が「君はくろぶちが似合うで!」と言われ、購入したが、後日お会いしても「フンとも、スンとも」。

これだけ個性ある顔が背景にあったら、前面のメガネは「主役になれない」。メガネを変えた程度では、誰も気がついてくれない。 トホホ!
下図は管理人の似顔絵。

デザインも、主役と背景(図と地)を上手く使い分けないと、デザインにならない。これだけ特徴ある背景だと、主役は埋没する。背景はもっと控えめに!

顔は変えられへんやろ! せめて、顔の前面にあるメガネくらいで、色々イメチェンを図りたいと・・・無理か!

今度、韓国行って「せいけい」してくるか? それでも誰も気がつかんかも? そーやろな! そーやろな! やっぱ! 今のままでいきまっさ!

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2010年6月3日木曜日

同じ腕時計を買ったのも 「多品種の罠」

6月1日のブログ「多品種の罠」を書いていて、もう一つ思い出した。


ウオーキングやサイクリングなど、アウトドア用に使っていた腕時計のベルトが切れかけてきたので、腕時計を探しに行った。

もちろん管理人、御用達の大阪駅前Yカメラ。
万年筆のインク同様「多品種の罠」に陥ってしまった。

色々見せていただくが、どうも納得できない。
悩みに悩み結局、今使っているものと、全く同じものを購入した。


「多品種の罠」
選択肢が増えると、ある種の心理的重圧で、商品を選びかねてしまう
「決定マヒ」に陥る。まさしくその通りになった。

商品開発で大切なのは
「他にない」
「OOで一番」
「こんな大きな差がある」などなど

しかし、毎日 同じ商品のことを考えていると、
わずかな差で「これで売れる」と錯覚をする。

そして、わずかな「差」の商品が市場に並ぶ。そして生活者は「多品種の罠」にはまって、購入するのを断念する。

生活者は、商品にそんなに関心はない! だから大差がないと「差」とは思わない。もちろん5月23日のオークスのように同着ではアキマヘン!

作る側が思う、他の商品との「差」と、顧客側が思う「差」には、大きな「差」があると思うのは、管理人だけ? サッサッサどう思う?

でも、安い腕時計なのに、リッパな箱に入っている。

デザイナーたるもの、こんな買い物してたらアキマヘンナ! もっともっと色々の「差」を知って、エラバナ! 反省、反省!

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2010年6月2日水曜日

初体験 農作業疲れた

今日、朝から、愛車を飛ばして湖北へ。友人の畑で収穫祭。
玉ねぎを引っこ抜いて、吊るせるように、ひょうたん結びしたり。

快晴の中、時々缶ビールでのどを潤し、黙々と。

これが、スライスで美味しい赤玉ねぎ。

これ、ソラマメ。オーブンで焼くと旨いんだな!

でも、農作業って、大変なのがよくわかった。

収穫したのは、赤玉ねぎ、玉ねぎ、エンドマメ、ソラマメ、にんにく・・・
早速、ビールと一緒に・・・労働のあとはビールか旨い!
もちろん新鮮な野菜は、旨すぎる!

大阪市内で生まれ育った、管理人。顔は農村育ちのようだが、自称シティーボーイ? 農作業の経験は初めてだった。はまりそう!
ミニ耕運機も使いこなせたし・・・

でも、種まいて、手間かけて、育てると、チャンと作物が出来る。商品開発やデザインは、手間暇かけても、失敗することのほうが多い。何でや?

とりあえず、今から、オニオンスライスと、ソラマメの塩焼きで、一杯飲んできまっさ、失敗しない商品開発が出来るように祈念して? 無理デンナ!

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2010年6月1日火曜日

万年筆のインク 多品種の罠

万年筆のインクがなくなったので、心斎橋東急ハンズに行った。もちろん昨年のグッドデザインアワードで見て、本ブログでも紹介した、パイロットの「色彩雫」を購入しようと・・・下図パンフレット。

売場で、どの青色にしようか、悩んだ。他の買い物もして、次の予定(もちろん飲み会)が迫ってきている。

下の段を見ると、LAMYのインクも目に入った。万年筆はLAMYだし・・・どうしよう? 結局LAMYのインクを買った。

店頭でまさしく、「多品種の罠」に、アレコレ悩んで結局購入に至らないという話、これを「多品種の罠」と言っている。「高機能の罠」も同じこと。

その解説、講演で使っている資料が下図

購入したのが、これ!(パイロットさんゴメン!)


売場にLAMYのインクは「黒」と「青」のみ。LAMYと決めたら決断早く、購入でき、美味しい魚と、酒の待つ法善寺横町に急行できた。

インクビンと、ロール状のふき取り紙までデザインが出来てます。そして最後の最後のインクまで使えるように、わかりやすいインクだまり。


そのインクだまりのガラスと、ロールのふき取り紙収納部の成形品と、プラスチックの弾性を生かし、パチンと結合できる。


よく考えてますな! パチ!パチ! ドイツの人は偉いな! いつも感心する。 日本人もまけてまへんで! 

でも2兆円以上の借金で、子供手当て出して、公約を果たしたと言っている鳩ポッポ政権は、大丈夫かいな? もっと技術研究開発に投入するほうが、資源のないわが国には効果的やと思うけど・・・

子供手当てもらえる方も、もらえない方も
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