2010年6月3日木曜日

同じ腕時計を買ったのも 「多品種の罠」

6月1日のブログ「多品種の罠」を書いていて、もう一つ思い出した。


ウオーキングやサイクリングなど、アウトドア用に使っていた腕時計のベルトが切れかけてきたので、腕時計を探しに行った。

もちろん管理人、御用達の大阪駅前Yカメラ。
万年筆のインク同様「多品種の罠」に陥ってしまった。

色々見せていただくが、どうも納得できない。
悩みに悩み結局、今使っているものと、全く同じものを購入した。


「多品種の罠」
選択肢が増えると、ある種の心理的重圧で、商品を選びかねてしまう
「決定マヒ」に陥る。まさしくその通りになった。

商品開発で大切なのは
「他にない」
「OOで一番」
「こんな大きな差がある」などなど

しかし、毎日 同じ商品のことを考えていると、
わずかな差で「これで売れる」と錯覚をする。

そして、わずかな「差」の商品が市場に並ぶ。そして生活者は「多品種の罠」にはまって、購入するのを断念する。

生活者は、商品にそんなに関心はない! だから大差がないと「差」とは思わない。もちろん5月23日のオークスのように同着ではアキマヘン!

作る側が思う、他の商品との「差」と、顧客側が思う「差」には、大きな「差」があると思うのは、管理人だけ? サッサッサどう思う?

でも、安い腕時計なのに、リッパな箱に入っている。

デザイナーたるもの、こんな買い物してたらアキマヘンナ! もっともっと色々の「差」を知って、エラバナ! 反省、反省!

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