先週土曜日の日経新聞「NIKKEIプラス1」に
デジタルフォトフレームのランキングが掲載されていた。
デジタルフォトフレームのデザインは、額縁のデザインで、委員会?
(注:関西では「よいのですか」を「いいんかい」と言いますので)
ベスト10の商品写真が下図(順不同)

元々額縁は、油絵のカンバスを守るために、幅広の枠組みで作られていた
そして 油絵用は、重厚なイメージを出している。
水彩画やリトグラフ(石版画)などは、少し軽快に、幅細の額縁が多い。
写真用などは、ほとんど額の幅を意識させないものが多い。
しかし、このベスト10の「フォトフレーム(写真額縁)」を見る限りは
油絵額縁になってますな。こんな太い幅いりマヘンデ!
技術・コスト・製造・・・などの問題があり、このような商品デザインになっていると推測されますが
商品コンセプトは 「写真を飾る」ですな。 デザインできてマッカ?
これでは 「額を飾る」 ことになりませんか?
顧客が持つ、フォトフレームのイメージは、管理人の持論である
「慣習の美」で言えば、下図だと思うのですが、どうでっしゃろ!

メーカーで長年デザインをやっていたので、事情はよ~くわかりますが
商品の特徴・コンセプトをひと目でわかるデザイン、目指したいものです。
テレビも、縁を少なくして、画面だけを見せる努力してますわな!
写真だけ飾れるようになったら、もっともっと普及すると思いまっせ!
ご担当の方、頑張ってください! ついでにご支援のクリックも。