2011年3月7日月曜日

デザイナーに大事なのは 「観察力」

「孫のツメ」で学ぶ

中国本土に十数年間勤務していた友人が、日本に戻ってきて、見るテレビ放送がないと・・・だから見ないと言った。

管理人もほぼ同意見である。 例外は「ニュース」と「わが阪神タイガースの試合」がある。

その他にも、録画して、必要なときに見るようにしているものがある。
録画は便利ですな。早送りが役立つ。

その1つに NHK鑑賞マニュアル 「美の壺」 がある

先日それを再生していて「なるほど!そう言うことか!」と感激した。
それが「孫のツメ」

番組の一部 HPから抜粋
新薬師寺の薬師如来像は、赤子の手の特徴をさらに細かくとらえています。つめが外側に反っているのです。

 実はこれは赤ちゃんの指先の特徴。生まれたばかりの時、つめの多くは外側に伸びたり、反ったりしているのです

江里 「人は皆生まれたときは無垢(むく)ですが、成人するに従ってさまざまな煩悩(ぼんのう)に染まってゆきます。おそらく昔の人も、その赤子の純粋さ無垢さに、仏の無の世界、空の世界を重ねてみたのではないでしょうか」

詳細はここをクリック ↓
NHK鑑賞マニュアル 美の壺 file198 「仏像入門」

昔の人はスゴイ観察力です。
ツメの形で無垢・純粋・無を表現。

現代のデザイナーも もっと観察力向上させな あきまへんな。
デザイン力≒観察力と言っても過言ではないと思う、ホント大事でんな。

友人へ、テレビ番組も、エエノンありまっせ!

観察力の落ちた、オッサンに、お情けのご支援を。
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