2011年3月24日木曜日

金色の力

30年前、中近東に1ヵ月滞在した。ある商品の、現地調査、現地デザインが目的だった。

エジプトでサダト大統領が暗殺されたあとで 入国するのに苦労した。
そのあと ムバラク大統領が2011年2月辞任まで30年間・・・

代理店・販売店の社長さんへの手土産として、金色の製品を持っていった
置時計、万年筆・・・

各国とも、市場では「金色」が多いのに圧倒された。中近東からアジアにかけて、金色の製品が好まれる。

日本の工業デザイナーはなぜか「金色」を嫌う人が多い。
管理人もその1人だった。 「金色」にはそれだけのパワーがある。
あつかうのは難しく 「苦手」である。

工業製品に金色を使うと 「ニセモノ」 に見えるから使わないのかも。
装飾品に近い、掛・置き時計などは、金色が好まれるのだが。

ふと、食品業界のパッケージデザインを見てみると、金色を活用している。
商品デザインも、もっと学ぶべきかも。

一般的な製品には、ほんの少し「金色」を使うとうまくいく。
金のライン、金のバッチ、金のボタン・・・などなど。

「金色」の力が強く、パワーも有るので、使い方をあやまると えらいことになる(失敗する)

金言:味気ないデザインだと思ったとき「金色」や「赤色」をチョッピリ入れると、デザインが引き締まる。(調味料・隠し味みたいなもんですな)

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