2011年6月7日火曜日

色気がないと 気持ち悪い

持論「慣習の美」

先日ハミガキの新聞広告に、真っ白な野菜が使われていた。 その写真の気持ちの悪いこと。 そして美味しくなさそう。

白いトウモロコシ、白いプチトマト、白いニンジン、白いキャベツ、白いオレンジ。 食べたくなりますか?

広告デザイナーは、ハミガキの無添加を表現したくて、白の野菜を使ったが、見慣れないものは 気持ち悪くなると思います。



管理人の持論 「慣習の美」(見慣れたものを 良しとする行動様式)からは考えられない デザイン手法です。

他の方法で、無添加を表現することが出来なかったのでしょうか?


「慣習の美」 モチロン「色」でも同じことです。 見慣れたものは、受け入れることができるが、見慣れないものを人は敬遠する。 

赤い車を見れば、消防車だと思うし、バナナは黄色いから食べごろだし、赤くなったリンゴはおいしそうだし・・・

(下図 講演のときの資料)


アートの世界では、見慣れないものを 作品として見せるトライをするが
デザインの世界では、奇をてらったことは 避けるのが良い。

慣習を理解したうえで、デザインをすべきだと、思っています。
アラカンでも、イロケは失いたくないもん デンナ!

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