2011年6月25日土曜日

プレゼン資料の配色 ロイジービップ

昔話 OHPでのプレゼン 「ROYG-VIP」 進出色と後退色

女子大で真っ当な「イロノミチ(色彩学)」を教えていて、昔OHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使ってプレゼンをしていたのを思い出した。

OHPが導入された頃は、透明のフイルムに白黒でコピーするのが主流。

スクリーントーン(模様が印刷してある透明シート)などを貼って、デザイナーらしいプレゼン資料を作りに苦心した。

要所に透明カラーフイルムなどを貼って、重要な点を記した。

カラーコピーが導入され、OHPにもカラーが入ってきた。

その時プレゼンテクニックとして米国の文献に ROYG-VIPが。
心理学者が、心にひびくプレゼンの色彩として紹介されていた。

(ロイジービップ ROYG-VIP参考: 管理人作成)


R:Red(レッド・赤)  O:Orange(オレンジ・橙色)
Y:Yellow(イエロー・黄)  G:Green(グリーン・緑)の文字色で、相手の心に響かす。

背景色は  V:Violet(バイオレット・青紫)  I:Indigo blue(インディゴブルー・藍色)  P:Purple(パープル・紫)の3色のいずれかで、心を落ち着かせる。

早速使って、プレゼンをしたら、トップからお褒めの言葉が「素晴らしい、中味はともかく、色が良い、皆に広めるように!」

「オイ!オイ!中味もタノンマッセ」まあ、何でもほめられたらエエか。
いわゆる、進出色と後退色ですな。



でも、今の時代、その配色でパワーポイントを作ると、色が多すぎて何がなんだか・・・わけわからなくなる。そして背景色がジャマ。

管理人は色を使わないことをおすすめしている。イザ!カマクラのところだけ、色を使うように。特に古いイメージの「パワポ」の背景テンプレートは使わないように。

がんばれ!!日本
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