2012年5月20日日曜日

デザインとは何か (1974年)


「デザインとは何か」 伝統美と現代 秋岡芳夫著
講談社現代新書 1974年3月 第1刷発行

先日 秋岡芳夫氏の新聞記事を読み
久しぶりに書棚から この本を取り出した

20代の時 購入した図書 今も 時々眺める

デザイナーとして なんとか オマンマ食べられているのは
秋岡先生の この本 「デザインとは何か」 のおかげかも?


今 読み直しても ホンマや! ソウヤ! と 納得する

「人に永年使ってもらって喜ばれる物を 目いっぱい創る」
というのが モノづくりの 人間の真心や・・・

気のすむまで 仕事に凝った その質(たち)だけは なんとかして
デザイナーの気質として ぜひ受け継いで・・・

スティーブ・ジョブズが 製品の背面まで デザインをした
38年前に 秋岡氏は 指摘している

ジョブズも この本を読んでいたのかも?


おっさんデザイナーも 背面を デザインするように心がけた

みてください この本 活版デッセ!
歴史を感じますな 


38年前に この本を 書かれていることを 尊敬します

参考に 目次を

1.デザインの原点にかえる
  1.市民とデザイン
  2.新しいデザインの考え方
  3.デザインらしくないデザイン

2.生活の再デザイン
  1.ソフト・デザインのアイデア
  2.メーカーへの提言
  3.デザインするこころ
  4.消費から愛用へ
  5.通過道路から生活道路へ
  6.ほんものの美をのこすために

3.木と日本のデザイン---伝統に学ぶ  などなど

目次を 読むだけでも 考えさせられます

永年 愛されるデザインを目指して・・・
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