デザインの形状を確認するときに、三次元ソフトを使いながら モニターの画面上で確認している 若い人が増えてきたことを危惧している。
管理人は 画面上の三次元での確認が 「大嫌い」なのです。
三次元ソフトは、部品の勘合や、樹脂の流れ、熱伝導など、設計の効率化には大変役に立っている。
しかし、形状確認は疑問である。 ぜひ模型を作って欲しい。
そして立体物を、肉眼で確認、手で触って 持って握って・・・
人間としての確認をして欲しい。
画面上で三次元の図を、回転させ確認するだけの デザイナーは許せない。
以前本ブログでも記したが
1/30(約2度)の抜きテーパーが三次元の画面上では確認できない。
模型にすると コッケイな形になることが確認できる。
8月中旬の日経新聞夕刊で建築家の妹島和世さんが
必ず模型を作ってディスカッションをすると。
涙が出るほどうれしかった。ゴモットモ! ゴモットモ!
テレビも、ゲーム機も三次元が増えてきているのが気味悪い。
NHKの朝のニュースでも、三次元のまがい物が、平面の画面に?

プレゼンテーションの世界でも、平面のグラフで良いのに、手間ひまかけ三次元にして、わざわざ醜く(見にくく)している。

管理人の持論のひとつに
デザインは「点・線・面の整理」
三次元のグラフは、余分な「点・線・面」が増え
見る側に不必要な情報を増やし、より伝えにくく、判りにくくしている。
テレビの画面は、平面で。 三次元なんて・・・
三次元は画面の中ではなく、自然空間の中にあってこそです。
それって、アラカンオッサンのやっかみ?
でも 検討模型は必ず作ってや!
反対派の方も、賛成派の方も クリックをヨロシク!
追伸
画面を「スマートフォン対応に」と読者の方からメールをいただきました。
何しろIT音痴のアラカン。土日に勉強してみます。