2012年1月25日水曜日

サル園の飼育係


業界の常識は社会の非常識

サル園に遊びに行くと 飼育係の方が
サルの名前を呼んでいる 「太郎!」「花子!」

我々には どのサルが「太郎」で「花子」なのか判らない
なぜ サル園の飼育係の方は わかるのか?

それは毎日見ているからです!



仕事で毎日 同じことをしていると
社会常識から 「ズレ」が出来てくる

生活者のために 良かれと思ってやっていることが
結果 生活者にとっては どうでも いいことだったりする

よく言われるのが 「業界の常識は 社会の非常識」

商品開発で サル(担当分野)のことばかりを考えていると
生活者目線を忘れている

生活者は 「イヌ」か「ネコ」を要求しているのに
「このサル利口ですよ!」と訴求しても 生活者は???

一生懸命 アセミズ流して開発しても 結果は
生活者にとって 「 ??? 」 になることがある

業務の2割程度 日常と まったく異なることをやる
「不易」に戻って商品を見つめなおす
外部の意見を聞く 等々の努力が要りますな

現役のとき 家電部門から照明部門へ異動した
別会社に移った感じ

住宅照明部門の会議で「住宅IC」の文字が・・・
家電から異動してきたオッサンの脳みそは

「IC=集積回路」 「住宅IC=住宅集積回路」?

「住宅IC=住宅インテリアコーディネーター」のことだった
業界・部門用語 要注意ですな 

マーケティングの世界では 「顧客は12歳と思え!」
モチロン人間の 難しい言葉は使うな!ということです

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