2012年1月26日木曜日

コンセプトを絵にする


商品コンセプトを
関係者に間違いなく スムーズに伝えるため
コンセプトを1枚の絵にする


30年ほど前 薄型のムーブメント(機械部分)が開発され
新しい掛時計のコンセプトを考えた

コンセプトは 柱にかける柱時計から 
壁にかける1枚の絵のような掛時計
「ギャラリーシリーズ」 「サムホールシリーズ」

今までにない デザインコンセプトを提示したので
「アレコレ」意見が出る 

コンセプトを一枚の絵にして 提示すると
その後 意見調整がスムーズに



「森」を理解して 一本の「木」の話をするのと
「森」を見ず 「木」の話をするのでは 大きく意見が異なる

発売されたのがこれ! 当時は話題商品だった
一応 ボテ・ボテの内野安打で ヒット商品に


それ以降 コンセプトを 1枚の絵で表現する努力している

コンセプトが 生活者に
受け入れられて もらえるかどうか 確認するために 

案の段階で 仮説のカタログや ポスターを作る
すなわち一枚の絵にする

そこには
ネーミング・売り言葉・商品デザインもされている

生活者に 思いが伝わるか? 出来なければやり直す
デザイナーが表現できる 「新商品企画書」ですな

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