2012年3月13日火曜日

仕組みが持つ二面性


呼び出しブザーの二面性

PHP4月号 
特集 「 気くばり上手になろう! 相手の気持ちがわかる人 」


高野 登氏 (人とホスピタリティ研究所所長)
「 “当たり前”が気配りの原点 」 以下の内容が

「 仕組みが持つ二面性 」

ある外食チェーンが サービスの向上と迅速化をはかるために
各テーブルに 呼び出しブザーを設置しました (中略)

(イラストおっさん作)


最初はブザーが 鳴らなくても 
テーブルの様子を見に来ていた ウェイターが 

そのうちブザーが 鳴らないと 来なくなって・・・
当たり前に  出来るはずの感性を 仕組みが壊した

ム・ム・ム! もっともだ!

我々デザイナーは 
利便性や効率などから 商品を開発し 仕組みを作る
それが人々の感性を壊す

確かに 呼び出しブザーの設置してある店では
あまり食事をしたくない なんとなく事務的な感じがして

店の方の 気くばりが感じられる店が好きだ
でも 
これらの商品を開発しているのは我々だ

気くばりも 利便性も 双方兼ね備える
製品は? デザインは?

早速 呼び出しブザーの 設置している店と
設置していない店を ハシゴして 考察しなければ・・・?

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