2011年1月6日木曜日

ワクワク感のある、空間・動線を考える

大阪は百貨店戦争である。今年5月、大阪駅前に「JR大阪三越伊勢丹」がオープンする。

そのため「梅田大丸百貨店」は増床改装工事中。エスカレーターに乗って上がっていくと改装工事中の壁にぶち当たる。何を売っているのやら?

同じく東側の「阪急百貨店」も、営業しながら建替えている。
各百貨店とも、2011年春から夏オープンする。

「JR大阪三越伊勢丹」は、新しい百貨店をコンセプトに「今までにない」を売り言葉にしている。

百貨店で思い出すのは「動線」。
どこの百貨店でも「シャワー効果」とか「噴水効果」とか言って、最上階と1階と地下に集客している。
(最上階に「催し会場」、1階に「化粧品」、地下に「食料品」のパターン)


「JR大阪三越伊勢丹」は、今までどおりの動線ではなく、これからの百貨店の方向を見せてくれるのだろうか?

大阪では、通路が一直線の理路整然とした動線の店より
迷路のような「ごった煮」の店が「ワクワク感」あり、評価が高いと思う。

大阪天神橋筋商店街5丁目~6丁目や、天満市場の「狭さ」 「ごった煮」感
大阪法善寺横丁や、京都錦市場の 人の肩が触れ合う空間。何か共通点がある。

以前言われていたのが、理路整然とした「梅田大丸」は「男の発想」。
通路の先に何か?で ワクワク感のある「阪急」は、「女の発想」と。

もう一つの動線が、コンビニの動線。どこに入っても一番奥にドリンク、窓際は雑誌、出入り口はレジカウンター。目的買いのときは便利だが。


コンビニの顧客層も、変わってきていると言われている。そろそろ新しい店のレイアウトの提案があっても良さそうだ。

呑みに行くと、動線が???に、なるのが楽しい。 
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