2009年12月17日木曜日

新事業は2~3割の賛成が有る場合のみ実施せよ!

城山三郎著「わしの眼は10年先が見える」

倉敷に何度か足を運び、大原美術館を中心とする「美観地区」「アイビースクェア」の美しさにはいつも感心している。

その偉大な経営者大原孫三郎氏のことが描かれている。
明治39年27歳で社長、昭和18年になくなるまで、日本に美術館が無い時代に、美術館を作ったり、病院や、研究所を・・・
新事業のオンパレード!

管理人も10年先が見えるようになりたいと思っているが・・・
明日のこともわからない。

10年先が見えるようになるためには「真の情報収集」。
「真の情報」は「過去」と「現在」しかない。
「未来」の情報は無いのである。
「未来」は全て推測・推量・・・偉そうに予見・洞察するくらい。

大原孫三郎は「真の情報」を「真の友人」からも得ようと努力した。
社会正義を考えながら・・・そして人のやらないことをやった。

我々凡人も「真の情報」を集めて「未来」を推測していると,たまにバットに当たる。ゴルフクラブが芯を捉える。

「真の情報」収集は、イチローで言えば毎日のバンティングの練習。石川遼君で言えば・・・練習無くして、優秀な成績は残せない。

我々クリエーターも、毎日の練習は「真の情報」を集めること・・・
そうすれば、10年先が、未来のことが、判る確率が上がると信じて。

そして新事業を始める決心。孫三郎が息子の總一郎に言っている

5/10以上の賛成が有る場合はやるな!
2~3/10の賛成が有る場合のみ実施せよ!
誰も賛成がない場合はやめよ!

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