2010年5月11日火曜日

マンネリズム 吉本新喜劇に学ぶ

先日の、ナンバ花月「デッセジェニー」のトイレの話から、吉本新喜劇の「マンネリズム」の話を思い出した。

「マンネリズム」広辞苑:一定の技法や形式を反復慣用し、固定した型にはまって独創性や新鮮さを失うようになる傾向。

吉本新喜劇では
パチパチパンチや「困った困ったこまどり姉妹・・」の、島木譲二(右上)
身長が低いのを売り物に、猫になったり泣いたりする、池乃めだか(左上)
ステージに出てくる時「ごめんくさい!」という、チャーリー浜(左下)
ボケ老人が、はまり役の、井上竜夫(右下)。などなど。皆さん還暦以上。
吉本新喜劇のHPより

舞台に出てくると、いつもだいたい同じことをする。
客はそれを期待している。出てくるだけで、笑ってしまう。
演技側は「マンネリ」を心配するが・・・

吉本興業の元役員が言っていた。演じる側は、毎日して「マンネリ」を心配するが、これは「マンネリ」でもなんでもない。

顧客側から見ると、月に一回、多くても二回接する(見る)だけ。マンネリでもなんでもない。もし顧客がマンネリだと思ったら、演技をやめさせる。

そして演技の「常と変」を考えている。時代の変化、顧客の変化、ライバルの変化で、変えるべきもの「変」と、 変えないもの「常」とを。

我々もデザイナーも、同じ商品群を担当していると「マンネリ」になる。
でも、顧客側から見たら「マンネリ」ではなく「新鮮」かも。

デザイナーの独りよがりで、顧客が望んでないモノを作っていないか?
「常と変」「不易流行」をよく熟知して、デザインしたいもんデンナ!

吉本新喜劇を見て、腹を抱えて、笑いながら、いつも、いつも顧客側から見るクセ付けをせなアキマセンナ!

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