2010年5月21日金曜日

「守」「破」「離」 

Schleich(シュライヒ)のフィギュアで思う。

先日、書店でレジに並ばされた。ヒマだから助平オッサンは、美人はいないかなと、周りを眺めていると、タイガーと目が合った。

世間知らずの管理人は、こんな素晴らしいフィギュアが世の中にあるとは知らなかった。

値札を見ると(さすが大阪育ち、すぐ値段確認)約1,000円。
エーッ! たったの1,000円。もちろん購入。

まさしく、購入者心理を、約5秒で実行している。右脳(感性・デザイン)で商品を見つけ、左脳で論理的に判断(ここでは値段だけ)。

このフィギュアとの出会いは・・・。今年のタイガース楽しみだ!
ヒョットすると、東京のGを、名古屋のDを、押さえて優勝かも?

この凛々しいお顔。


優美な後姿。

足の裏まで、しっかりと。

これだけ忠実に再現できている「タイガーさん」の身長、たったの6cm。

後日、馬も、牛も仲間になった。

Schleich(シュライヒ)社の製品リッパですな、感心しました。この会社は、1935年に設立、フィギュアは1950年代スヌーピーなどキャラクターから、動物フィギュアは1980年代初期にスタート。

ホンマ、忠実に再現出来ていると思う。

デザインや、建築や、絵画の世界では勉強するときの第一歩は、良いものを忠実に「模写」する。そして、何で「よい」のかを考える。

建築家の安藤忠雄さんも、若いとき、横浜から船に乗って、シベリア経由欧州に入り、著名建築物を模写しながら「なんでエエんや!」と考えた。

管理人も、若いとき良いデザインといわれるものを、計測し、模写、図面にした。ディティール処理で、大変勉強になった。

そのとき「なんでや!」を考えへんかったのが、安藤忠雄さんとの差やね。(大きな差やな!)

まさしく「守」「破」「離」(しゅ・は・り)の考え方ですな!
「守」:最初は「良いもの」や「先生」に学び。その通りする。
「破」:習得したら、自分独自の工夫を盛り込み、それを破る。
「離」:自分自信で会得したものを、発展させていく。

管理人は、まだまだ未熟で「守」から、なかなか「破」に行けまへん。
いまだに学んでばかりですわ! 

口の悪い知人「オマエさんは『守』ではなく『酒(しゅ)』くろて、『破』になってるから、ええんちゃうの?」それ?、どう言う意味? クッソー!


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