2010年5月13日木曜日

デザインの基本は人間観察、五感を鍛える

五感とは、ご存知、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚。
人間は情報の87%を視覚から得ると言われている。

デザイナーや商品開発者は、この五感を鍛えなくてはならない。
五感による人間観察は、アイデア発想の最大の武器である。

以前ある番組で、ユーミンこと松任谷由美さんが、新曲を作るとき、狙いの世代の人が集まる所に行って、何日も「五感」で、人間観察をしながら構想を練ると言っておられた。商品開発やデザインもまったく同じだ。

開発する商品とユーザーをジィーッと観察をして、問題点を見つける。
問題点が見つかればしめたものだ。後は解決するだけだから。

観察していても、問題点が見つからないから困る。見つけられないのは観察力の鍛え方が足らない。だから毎日「生活者」を観察する癖をつけよう。

たとえば、朝の通勤電車の中で大きな声の高校生達がいたら「最近の高校生の話題は?」。 帰路、酔っ払いのおじさんが大きな声でしゃべっていたら、耳を傾け、動作を観察し「何かネタにならないか」と観察しよう。

核家族化、一人っ子、IT化で直接会って、顔を見て話す事が減ったのが原因か?だが、人の気持ちが読み取れない人が増えてきているような気がする。

出歩くときも、耳栓(ヘッドホン)をして「観察」をふさいでいる。 だから「KY(空気が読めない人)」と言う言葉が流行ったりする。

もっと、もっと色々な人と会って、酒を酌み交わして、会話をして、五感を、観察力を鍛えよう。サーッ!今晩も飲みに・・・。(これオッサンの論理や!)

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