2010年8月26日木曜日

こだわりの 「抜きテーパー」 解決編(昨日の続き)

管理人が考える成型方法(下図)。

普通は、左の①である、
成型品は金型の「凸型(コア)」についている、そして押し出しピンで、押されてはずれる。

課題の成型品は、右の②である。
成型品は「凹型(キャビティ)」に、残り、冷却を待つ。
冷やされることにより、樹脂は「収縮」する。
だからほとんど、抜きテーパーなしで、底面の押し出しピンで押されて、はずれる。

これが底面の、押し出しピンあと。 見えるかなー?

そんなんしてたら効率悪いで、常識では考えられへん!という人が多い。
実際現場で確かめられていないが、キット、効率を良くする知恵がそこにはある。

抜きテーパーを、何も考えずに「仕方ないもの」とデザインしている、方々に「メンタマ見開いてよくみよ!」と何度も見せた。

欧州のデザイナーは、ここまでこだわる。しかも雑貨品で。
賞賛のパチ!パチ!デンナ!

抜きテーパーは、デザインの敵と言っても過言ではないと思う。
成型品以外に、テーパーのある、立体物ありますか? 建築も、インテリアも、トイレットペーパーも、抜きテーパーついてマヘンデ!

抜きテーパーの目立つものが、空間の中に来ると「違和感」がでる。
抜きテーパーが気にならない成型方法が普及したら、デザインが良くナリマッセ!

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