2014年4月19日土曜日

PPヒンジの 設計に一言


PP(ポリプロピレン)という樹脂は 粘性が高く
折り曲げに強く ヒンジとして よく活用されている

一般的には 10万回以上の 開閉に耐えると 言われる

でも ヘタな設計だと 1000回程度で 破断した
それがこれ!


非常勤講師をしている大学で 色彩を 教えるため
153色の 1センチ角の 色紙をカットして 入れてあり

学生は 必要に応じて 取り出す
それが 3年ほどで 切れた

で PPヒンジの 設計を見ると
使い勝手を 考えていない


一般的に フタを開閉するとき 何も考えず 180度まで 開く

しかし これは ヒンジ幅狭く 130度くらいから
ヒンジ部に テンションがかかり 亀裂が始まる

上図 改良案のように 少し寸法にゆとりがあれば
180度ゆったり 開き 10万回の 開閉に耐える

百円ショップの商品でも 
顧客の使い方と 設計の基本は 知ってほしい

ブツブツ言いながら
他に 適当なものが見つからず また 購入


20個購入 2,100円出して 
2,160円ですと 教えられた 消費増税実感

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