2011年7月1日金曜日

新商品開発は 「差より、違いを明解に」

対比の話の続きを少し。色彩の対比。

青紫の円を、青色の四角の上では紫に見え
赤紫の四角の上では、青色に見える。
色の対比「色相対比」と言う。



赤色の円を、よりにごった赤色の四角の上では、鮮やかな赤に見え。
鮮やかな四角の上では、にごった赤の円になる。
色の鮮やかさの「彩度対比」という



ふたつ並べて、対比させれば微妙なことがわかり面白い。
色や形や大きさは周りの影響を受ける。
このことは知識としておぼえ デザイナーは、失敗しないように。

しかし、新商品開発時には 「違い」が必要ですな。

ライバル商品と、つき合わせて、その差を比較して 勝った 負けたを
一喜一憂するよりも、違いを追及し、訴求したい。

過去のヒット商品で、ライバルとの微妙な「差」でヒットしたものはない。
ライバルとの「違い」が明解な商品がヒットする。

頭脳明晰な、トップは、他社との「差」の報告ばかりを求める傾向がある。
せいぜい色彩対比程度の違いを、データーで「勝った勝った」と判断し
「差」しかない 新商品を発売して、販売が低迷する。 トホホ。


どこかの国の・・・は誰がやっても同じですな。 低迷の原因かな?
がんばれ!!日本 
人気ブログランキングへ