2010年1月20日水曜日

売り言葉が、わかりにくい商品

伝えるのは、狙いを定めて「誰に」「何を」でっせ!

我が家の家主様(家内)がこんなものを買ってきた。
「寝る前にこれで、クチュクチュしたら、歯磨きせんでええねん」と言う。知人からのクチコミらしい。

ホンマかいなと、管理人は本体シールをシゲシゲ見てみた。
「もっとキレイ」「長時間口内を清潔にキープ」「歯の力を育てるために」・・・などのわかりにくい売り言葉が・・・

何のために、どんな効果効能が有るの?? と管理人は思ってしまった。
商品特徴の訴求が、オッサンには、わかりにくい。
キャッチフレーズの
「もっとキレイ」 だったら、何に役立つの、どんな効果あるの?
「長時間口内を清潔に・・・」 だったら、何がいいの? などなど

小・鳩さんたちが、お金の話で記者会見しているのと同じくらいわかりにくい。なんか遠まわしな言い方や!

裏面の効果効能を見ると、立派な製品でんがな! 効果効能を「売り言葉」に置き換えて表面に持ってくれば良いのにと思った

ネットで調べてみた。
商品コンセプトは「歯のちから」
1. 落とす・・・酵素で歯垢を除去
2. 強くする・・フッ素で歯質強化
3. 支える・・・ビタミンEで歯ぐきを活性化

この商品群は、歯の生えている人、全員に向けている。(子供用だけ分けてあるが)だから売り言葉が「小鳩さんの記者会見」になる。

【管理人からの勝手なアドバイス】
せっかくの効果効能を、ターゲット、症状別に狙いを定めて、チョッピリ脅迫的なコピーが売り言葉にいいのでは。

すなわち、先日書いた「誰に」「何を」、「何を」「誰に」である。

ついでに、パッケージデザインに辛口の意見を(お許しを)。
その1.【注ぎ口】
液体を注ごうとした時、どこを押せばいいのか判らない。せめて押すところは色を変えるとか、ローレットを大胆に入れて目立たせるとか・・・
洗面所で老眼鏡持ってこな、見えまへんで!
そして想定以上に、押すのがかたい! 小さい!(設計ミスか?)

その2.【計量キャップ】
大人の線まで、入れろと書いてあるが、大人の線が見えません!
(老眼のオッサンがデザインしたらこんなこと考えられへん!)
少し段差をつけるとか、テーパーを活用して手触りで判るとか・・・
デザイナーが考えずに引いた線を、そのまま商品化しているのとちゃいまっか? プロトタイプで使い方などをモット検討したいものデンナ!

その3.【キャップしたら閉じる】
計量キャップをしても、センは開いたままになっている。チョット考えれば、キャップしたとき閉じることは出来る。そしたら倒れても、こぼれまへんで!

とりあえずそんなもので・・・ほんならクチュクチュしてきまっさ!
でも、クチュクチュした後、ブラッシングせよと書いてある。
それやったら歯ブラシすんのと、一緒やで! なあ家主様よ!