2010年7月4日日曜日

明治村にある建築物 「負ける建築」?

先週まで、日経夕刊「人間発見」で、建築家の隈研吾さんの、「負ける建築」で勝つ、が掲載されていた。

十数年前、業界の会合の後、ミナミで食事をしたことがある。人をひきつける魅力のある人です。

その時サラリーマンの管理人に
「うらやましい、会社員は定年制があり、上の人が抜けていく。建築家は45歳でもペイペイ、80代のT先生、70代のK先生が現役で、大きな仕事はそちらへ・・・」「建築家にも定年制を・・・」等など
サラリーマンの管理人をネタに話を盛り上げてくれる。

さて、隈研吾さんの「負ける建築」。
建築についてはまったく無知な管理人だが、素人としての意見。

従来の建築は、「これが建築や!」と目立ち、「コンクリート」を使い「モダン」デザインで、周りの環境に溶け込もうとしない。

「負ける建築」は「自然素材」を多く使い、「人に優しく」そして「環境に溶け込む」等など、そんな理解でいいのかな?

管理人の建築の師であり、隈さんと親交の有る、O室さん、あってますか?

そう、考えると、6月初旬に行った、明治村にある建築物はなんとなく
「負ける建築」に見えてくる。

明治村建築物の写真オンパレード。

金沢監獄正門・・・ ボンネットバスともあいますね!

三重県 尋常師範学校 蔵持小学校

三重県庁舎

芝川又右衛門邸 武田五一氏設計

聖ヨハネ教会堂

西郷従道邸

大井牛肉店

帝国ホテル玄関 フランク・ロイド・ライト設計

東山梨郡役所

内閣文庫

すべての建築物に、威圧感がないでしょ! なんとなく親近感がある。
そして自然にもマッチしている。 これぞ「負ける建築」?
明治村は、また行ってみたい。

建築に詳しい人も、そうでない人も、よろしく!
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