管理人が、尊敬する方であり、友人でもある。青森のS教授。
若い時にコンサルタントとしてお付合いが始まった。
月1回「ねぶた通信」として、メールをいただく。
管理人に、定年になったら「ブログ」を始めるように指示した先生。
あなたは、色々商品に「ケチ」をつけるのが上手い。(人の仕事にも??)
それをブログにし、解決策を添えることで、多少でも社会に役立てと。
いつも行く梅田のすし屋や、新橋の居酒屋でご指導いただいた。
以下、S教授の 「ねぶた通信」 から。
*****「先行き不透明時代の現実主義」*****
先行き不透明、そして閉そく感が強い。
政治や経済、そして社会の漂流が続く。
そんな時いつも思い出すのは、現実主義のカエルの寓話。
(稚拙なイラストは管理人作)

■現実主義
牛乳瓶に落ちた現実主義のカエルはもがくうちに、牛乳の乳脂肪が固まる。
つまり、バターができそれを足がかりに無事脱出できた。
■楽観主義
牛乳瓶に落ちた楽観主義のカエルは、
「誰かが助けに来てくれる」とばかりに、じっと救出を待つ。
そして、牛乳の中でおぼれ死ぬ。
実際に、人間も「大きすぎて潰せない」とばかりに、
救いの手を待つ楽観主義に陥ることがある。
■悲観主義
悲観主義のカエルは、「どうせ、もがいても、頑張っても」、とじっとしている。そして、楽観主義のカエルと同じように牛乳の中でおぼれ死ぬ。
「どうせ」と言って、もがくことなく消えていった企業や個人は多い。
■現実主義
その点、現実主義者は違う。
目先の見えている所へ必死になってもがき到達する。
少し前に進み、あるいは高い視点を得ると同時に、違った世界が見えてくる。
また、ちょっと楽観主義的かもしれないが、その本気度が思わぬ救いの手を招くこともある。
先行き不透明で閉そく感のある時代。その霧が晴れることはあるまい。
そんな時代は少しでも見えている所に自力でたどり着き、違った視点で打開策を考えるのが、局面打開に最も成功確率が高いのではないか。
以上、S教授の「ねぶた通信」でした。
現実主義の方も、楽観主義の方も、悲観主義の方も、クリックを!
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