2010年6月21日月曜日

好調企業「ニトリ」「ユニクロ」のデザイン

「ニトリ」定番デザインと低価格で
「ユニクロ」新技術訴求(ヒートテック等)とデザインバリエーションで。

ある方から、ニトリのバスマット399円。なかなか優れモノやで! と教えてもらい、久しぶりにニトリに行った。バスマットを買ってウロウロ。

そして値段に驚く。エッ!? これ199円やで。
ナニ? これ299円や、よー出来てるな。ハンガーやら、布巾やらを購入。

ものづくりの現場で、長年価格交渉も経験してきた管理人は、何でこんなモノが299円で売れるんや? 思ってビックリし、ツイツイかごに。

そしてデザインも、奇をてらわず、いわゆる定番デザインで、誰からも嫌われず、数量を売ることに徹している。

好調企業ニトリのデザインは、定番を基本に品揃えし、低価格訴求で伸ばしている。まさしく本ブログ6月16日のデザインバリエーションと定番の話を実践している。



また、ユニクロのバスタオルも「エエで!」と教えてもらったのでそのアシでユニクロへ。990円でバスタオルも品揃えがしてある。定番のベージュ、ホワイト。横にカラフルなストライプ。ついつい5枚購入。以前百貨店では2,000円~4,000円くらいだった気がする。


シールの売り言葉もGOODです。
1.空気のような軽さで、ふわふわの感触。水をスッと吸って、すばやく乾かします。
2.抗菌効果の高い“銀の糸”を、ベース部分に使用。生乾きの嫌なニオイを防ぐため、部屋干しや夜干しに便利です。

生地は少し薄い感じはしますが、その分拭きやすく、扱いやすい。生活者の使い勝手を、よく研究されている。


ミニタオルも3枚790円で。デザインも色も楽しい。結局12枚購入。
我が家の洗面所、いっぺんにカラフルに。


ユニクロは、「ヒートテック」「シルキードライ」などの技術開発力と、技術が平準化された市場(Tシャツ等)では、デザインの斬新さを訴求している。

デザイン訴求市場は、「2対8理論」。2割の商品が8割の売上。残り8割の商品で2割の売上。でもそれが無いと、デザイン商品は売れない。アレコレ悩むのが楽しみの市場でもある。品揃えが難しい。

デザインを前面に出すと、ユニクロも先行き不安。でも、管理人より数百倍賢い柳井正さんが、次の策を考えておられるでしょうけど。

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